2013年05月02日

大江戸りびんぐでっど

歌舞伎座新開場こけら落とし記念 シネマ歌舞伎全作品アンコール上映
大江戸りびんぐでっど



写真は新歌舞伎座。
今日行ったのは、東劇という映画館。

歌舞伎座こけら落とし記念で、3年前さよなら歌舞伎座、と銘打って打たれた公演が
今回記念として上演されたようです。

大江戸りびんぐでっど。
江戸の町に、ぞんびが現れて。2010年12月公演。

当時文春のクドカンエッセイで「不評で席を立つ人がいた」発言があり
さすがに歌舞伎まで足を運ばなかった身としては「あ、やっちゃったのかな」と思ってました。
DVDなんかでソフト化していないので観る機会がなかったので、果てしない連休中に観に行こうと思い立ち。

面白かったよ!

ネタバレもへったくれもですので
江戸の町にゾンビが大量発生。
死人に「くさや」のタレをかけたらゾンビ化して生き返ったとのことで
大量発生したゾンビに仕事を与え、両生するつう話で。
あれ、それじゃ面白くもなんともないか。

しかしですね、クドカン特有のヒューマニティー溢れる、いい舞台だったんです(映像だけど)。
上演当時「けしからん」とかで席を立つ人がいたっていうので
歌舞伎としては異色過ぎたかもしれませんが、演者は全員歌舞伎役者であり(クドカン関係者でなく)、すげー活き活きと演じていたのが印象的だったのです。
音楽も衣装も振り付けも、関係者だっつーたらそうですけどwww

クドカン色は、薄くいろんな幅に効くんだな、と思いました。
本家大人計画の番外公演ウーマンリブでは、地上波では流せない濃ーい毒を撒き散らし
TBSではジャニっこ使って、若い子をターゲットに週末の始まりを彩り
朝ドラは大成功で、可愛い女子高生をお茶の間にお送りし
映画では中学生男子を主人公とする。オノレの投身いわずもがな。

どれひとつとっても、ヒューマニティー溢れることが絶対なんですね。
だから若者からおばちゃんまで、あらゆる世代に打ってかかれる。
師匠松尾ちゃんもヒューマニティーにしてはまったく引けをとらず、
朝日新聞の小説でちょっとずつにやけながら摂取しているわけですが

三陸の海女ネタがあって、あー時を経たいまだからうける、って大笑いさせて頂きました。
(クドカン宮城出身)

ちょっと外れました。シネマ歌舞伎としてはどうなのかな。
「野田版 研辰の討たれ」が今回観られないので
いずれDVDかなー、とちょっと離れてしまった歌舞伎門外漢野田ファンとしては。

新歌舞伎座は威風堂々としていて、
私みたいなへなちょこがお邪魔するのはいつになるでしょうか?


posted by NEMUKO at 22:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月28日

白いリボンの似合う女の子たち

昨年突然私の前に現れて、ふとさらさらと消えてしまった
女の子3人組ユニット、Tomato n' Pine トマパイ。
2012年12月29日に散開してしまったのを見届けに行ったのですが、身長の問題でいかんせん埋もれてしまって(涙)ほっとんど見えませんで。
その時の映像がDVDになりました。

今日ようやくガン観することができ。

かーわーいーいー!
ほんっとにあの時、見えていなかったんだなあとまず個人的なびっくりを回顧し(横のモニターすら見えなかったんだよ)。
散開していなくなってしまったガールズへの思いを強くしてしまったここんところを反芻し。

ガールズのダンスはひょこひょこでよちよちで、どうにも危なげでしたが
最後のライブではしっかりと笑顔で歌って踊っていました。
最近カラオケで楽曲を見つけて嬉しさに歌ってみましたが、これがまたむっずかしいので
素人にこれで踊りながら歌え、てのは、相当ですwww
アイドルは可愛くて歌って踊ってなんぼなんでしょうが。
踊れないアイドルっつうのも新鮮でしたwww@ジングルガール上位時代MVメイキング

Youtubeで検索すると、いろいろ映像も発掘できるのですが
私が好きな「ジングルガール上位時代」は、ライブ映像(初出しっぽい)がひとつだけという。
サビの振りが可愛くて仕方ないんですよ。最近シングル(インストつき)を入手し、あいぽっどでシャッフルして聴いていると当たり率高くなっちゃって、なんか一年中クリスマス気分なんですよね。

推しのWADAちゃんを、どうしても追ってしまうし、可愛くて仕方がないのですが
いま芸名を変えてタレント活動をしていると聞いて、ちょっこし微妙だったりします。
でもDVDの中のWADAちゃんは笑顔と元気いっぱいな姿を残してくれているので
おばちゃんは、満足です。

前にも書いたけれど、トマパイが好きな自分は、おのれのおっさん成分のせいではなく、少女の中古成分が反応していると思われます。女の子の可愛さ。プロデューサーのジェーン・スーさんの女子力の賜物とも思います。
三人の髪を飾る白いリボンは、フリルのドレスと同じく、女の子の永遠の憧れ。

HINAちゃん、YUIちゃん、WADAちゃんの未来が幸せに溢れていますように。
posted by NEMUKO at 21:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月07日

二都物語



渋谷 東急シアターオーブ 4月8日マチネ観賞

内容に関してのネタバレは避けながらのつもりで書きます。
ネタバレが嫌な方は、劇場でパンフレットを買っても、堀北さんと板垣さんのインタビューはスルーされることをお勧めします。じぇじぇじぇ!ってなるから。

キャパ2000人ですって!
出来た頃から「でかい会場!」と思ってたのに、まさかこんな大きい会場で公演をすることになるとは。
いやしかしACTシアターも大概でかかったぞ。
チケット代に見合った、お金がかかった豪華な舞台でした。
脚本はMONOの土田さん、演出はサードステージ(出身になるの?)の板垣さん。
共演のお歴々はヴェテランが顔をそろえる。そしてばんと舞台製作が発表された。

うーん。
正直なところ、最初は食指が動かなかったんですよね。だって秋に舞台やったばかりでしょ?いつ稽古すんの?
私が、クサナギさんが出れば何でも観に行く、という状況では最早なかったんでしょうかね。
でもチケットを譲って頂いたので、感謝して観に行ってまいりました。

「ぼくに炎の戦車を」が群像劇でクサナギだけのものでない作品だったとすれば
「二都物語」は間違いなく、クサナギツヨシの為の大掛かりで豪華な作品だと取って見られました。

主人公、ワイルドなスクネ。

今回、記号として「カッコよく激しくセクシーなクサナギツヨシ」をみせる。
それがゴールだったのかなー、というのが私の感想です。
お話は中世ヨーロッパのイギリスとフランスから、古代日本に置き換えられたことで複雑になりそうだなあと思っていたら、意外に展開は判り易く
演出も判り易いのですが、なんつうか、「感動」というか「何かが動かされる」まで至りませんでした。

アンサンブルが多く、シーンチェンジが多く(ちょと多すぎ)、手はかかっていて、非常に演劇的でした。
演劇的で、芝居感があまりない、というのかな?
既に完成されていて、この先あまり変化していく代がないんじゃないかな?

堀北さんが健闘。可憐でしかししっかりと舞台に足を付けて立っている感の強い、女優さんでした。声もいい。
あと脇役で強力なのが、橋本じゅんさんと皆川猿時さんなんですが、あー、轟天vs港カヲルだ!(2004年大人計画番外公演・熱出して観に行けなかったのー)そらあ強力だ。心強かった。

クサナギさんは、そらー、かっこよかったです。ロングジレから伸びるばっちばちの上腕二等筋とか
上着を着ると「君は君だよ」の衣装(個人的に大好き)のような佇まいになるとか
あまり近い席ではなかったので細かいところまで見えなかったのですが。

カッコいいクサナギさんが舞台に立つ。それが目的。そのための豪華な舞台。
それの何がいけないの?というファンの方々もいらっしゃるでしょう。
ただそれだけではもう満足できないんです。
私たちはもう奇跡を知ってしまっているのだから。

規模とかかる資本がこんなに大きくなってしまった今、
「蒲田行進曲」の奇跡はもう観ることができないのかなー…
posted by NEMUKO at 23:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月31日

MAKE A WISH of JAPAN 20周年記念チャリティー・コンサート



3月30日 第一生命ホール

晴海トリトンスクウェアにある、第一生命ホールで、チェリスト柏木広樹さんをバンマスに、ヴァイオリンNAOTOさん、ピアノ榊原大さんのトリオに、ウッドベース西嶋徹さん、パーカッション仙道さおりさんの5人編成。
難病と闘うこどもたちの夢を叶えるボランティア団体のチャリティーコンサートでした。

柏木さんは映画「おくりびと」のもっくんのチェロ指導、演奏吹き替えなどで有名。
NAOTOさんは、ドラマ「のだめカンタービレ」の音楽担当で有名。
榊原大さんは、2005年NHK朝ドラ「ファイト」音楽担当で有名。

柏木さんの音は、荘厳で優雅。
NAOTOさんの音は、ポップで飛びぬけて明るい。
大ちゃんの音は、色気がハンパない。
素敵なセッションでした。全12曲と抑えめでしたが、十分に堪能。

それぞれのソロ曲から持ち寄りの演奏。
第一部の大ちゃんのピアノソロは、「夢の華麗な印税生活」が無駄になってしまった、と、また「酒井法子復活記念」(←主人公本仮屋ユイカちゃんのお母さん役で出演)と、その元凶となったネタをもってきてwww「ファイト・メインテーマ」を。
そーとー引っ張りますねえwww前にも書いたけど、自分の仕事汚されたんだから、そら根に持つなーと。

柏木さんがダントツで人気なんだと思うんだけど、落ち着いた大人の音楽なんですよね。
昔チェロもって走って、エビぞって弾いていた人と同じ人とは思えない。
そして期待値も高かったんだけど、NAOTOさんの演奏がとってもとっても良くて
連れのエリザベスが買ったCDを早速貸してもらって聴いています。いいなー。
第二部の盛り上がりに、大ちゃんの「蜜」と「Promissing Sign」が来て大満足。
ワリキレナイ、5拍子。

クラシックは敷居が高いけど、こういうヒーリングミュージックには、文字通り癒されます。
今度の大ちゃんの夏イベは、ピアノ2台とヴァイオリンのセッションだと決定したようで
目の前のニンジンが追加されました。
お仕事が実は思うようじゃなかったけど、その分プラベ充実(←遊びじゃないのよー)させるために頑張りましゅ。

あと、今回の元々の活動、メイク・ア・ウィッシュのような運動に賛同できるような、人格的に余裕のある人間になりたいとも思いました。頂いたパンフレットは大切にしよう。
posted by NEMUKO at 16:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 榊原大 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月30日

公なくして私なし〜年度末に際して〜

ご無沙汰です。久しぶりに酔っぱらダイスで酔っぱらかっております。うぃー。

この3月で、1年務めた派遣先の職場が解散になりまして
今晩、職場の解散会が行われたので参加してまいりました。
官公庁ゆえ、どんな人たちがいるのかどきどきの一年前でしたが
おしゃべりでやいのやいの言う、おばちゃんばかりの、退官した元書記官の方々の集う職場でした。
ついったで、揶揄して「じいさんばあさん」呼ばわりしていましたが
じいさんばあさん、恐るべし。
今わたし、結構酔っぱらかっているのですが
同じくらい飲んでいたのですよみなさん。
同じくらい食っていたのですよみなさん。
みなさん70ですよ70。私の母と同じ歳ころですよ。
すごいのは、飲みの量が言うほどでもないなーと思ってた1人のおばちゃんが
飲み会の前に焼き鳥とホッピーを決めてきていたことですかね。
ワインや日本酒飲むと「三種混合になっちゃうから」とビールしか飲んでない(でも最終的に中ジョッキ3杯)でしたからね。
70ですよ70(リピート)。
これぞ予てより私の憧れていた「強いばばあ」じゃないですか。
うざがっていてごめんなさい。「若い人はいいわ」「一生懸命頑張っていた」と褒めてくれてありがとう。
盛り上がって夏に暑気払いの予定も決まってしまいました。
行かなくてはならないでしょう。それまでにまた私の身にもなんか変化もあることでしょう。
ビールの季節。鍛えておかなくては。

4月からは、やっぱりパートタイムの派遣で働きます。
これがまたこまけーの行程ありまくりーの、覚えきれねーの、な仕事ですが。
私は仕事はできないけれど、一生懸命やる奴ではあるので
程々に頑張ります。
公なくして私なし、がこのところのモットーなので、ぷう状態で芝居(←ぜいたく)を観るのはどうだいお前さん、と思って控えていたところ
職が決まったので、クサナギさんの舞台も2回ほど観に行けます(わあい)。
ケラさんとこの大倉孝二さんの「ゴドーは待たれながら」もチケットを入手しました。
明日はチェリスト柏木広樹さん、ピアニスト榊原大さん、ヴァイオリニストNAOTOさんのセッション「Make a Wish of Japan」を観に行きます。

途端にこれかよ、つう自分ツッコミも存分にありますが、まあ目の前の楽しみがなくちゃ人生も楽しくないしな。
来月には、見損ねた(いや現場に行ったは行ったが埋もれて観えなかったが正しい)トマトゥンパインの散開ライブ「PS4E POP SONG 4 EVER」が発売になるので、積極的に観まくって癒されたいと思います。

ではまた。
posted by NEMUKO at 15:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NEGOTO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

20世紀に女の子として産まれたものとして

つうことは、ここ見て頂いているなら若ければ大体20代半ば‐30代でしょう。当てはまらない人はなおさら。
同世代も多いと(同志!握手!)。
私は延々と生きて、40半ばになりました(わああ)。すまっぴにはまったのはジャスト30歳です。
自らを女子と言える勇気はとうの昔にもっておりませんが、職場で70のばあさんと一緒に仕事して
おりゃまだまだいける、と思うものも、覚える系、おべんきょ系は辛くなってきました。
簿記なんですけど。むかし2級一回合格してるんですけど(ほんとだよ)。数字苦手なんですけど。

結婚してしばらくおうちにいた間に、ラジオを聴く楽しみを覚えました。
AMラジオはすごい。守備範囲がすごい広がりました。映画サブカル音楽などなど。
そんで、東京ローカル放送ではあるけど大人気のTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」にぶちあたり、
ひいては、トークモンスターの異名をもつ音楽プロデューサーの、ジェーン・スーさんのお言葉にまみえるのでありました。

妙齢女子に対する
ジェーン・スーさんの、すげー貴重なお言葉。
三十路の心得10箇条。

あああ。20代に聴きたかったよこの金言集。まじで。
20代自分的に今よりまだちょっと可愛かった頃に、売れていればまだましな人生を送れたかも、と思うも。
イヤな女のまま40代になったらそれはいやだな、と思うので、それはそれで今があると。

30代の自分、お金も時間も自由な自分は、天国だと思ったのは、私だけじゃなかったわけだ。
それがいつまでも続くと思っちゃいけない、ってことだ。結婚したらば、どんな意味でも束縛はついて回るからね。

スーさんは、頭のいい女性だ。パンチラインが絶妙だ。だからこの時期に世に出てきたと思う。

最初の3箇条で、あ、それあたしのことだ、と思いました。
読んで頂く時間の余裕があれば、納得頂けることこの上なし。
・こっちの意思の通じない赤子の世話やしゅーとめ関係のことをこなしていれば、欲の手離れもよい。自我の悩みも少ない。これ至極。いまだ自欲にうごうご。
・気付けば38。あたしもそうだった。
・最初の5年で幹を伸ばし、次の5年で剪定せよ。すべきだった(挫折組)。

などなど、振り向けば15年分の反省点を挙げてもらったっつう感じでして。
思えば自意識が強すぎて、友人を次々失ってきたのも自分自身であったりして。大人になってからの友人関係は作れなくて当たり前、つうのがそも間違いだって思っております(難しいけど)。
異性関係は清々しいほどなかったなー、揚句うちの相方だもんなー、昨日ラジオの録音頼んだのを失念されて、お詫びにコンビニのシュークリームを買ってきてました。そうされちゃ怒れないよね。
その失敗録音が、このジェーン・スーさんの出演されたTBSラジオ「たまむすび」のコーナーだったりしますが。

今を生きていることを大切にしよう。
と、ジェーン・スーさんは、火曜日のTBSラジオでも、金曜日のソラトニワFM(コミュニティFM)でも、「10匹のコブタちゃん」(フジTV月曜深夜)でも、伝道されているのであります。

友達にいたらいいなー、オリーブさん(可愛い)が羨ましいなー。
ひいては私が去年国立国会図書館で格闘した「ジュニアスタイル」とか「オリーブ」の世界観を少女時代にもった中年女性が、道に乗って安易に「美STORY」に行かないですんでほしいな、しわとかしみとか気にしないで笑って小粋な服着てて欲しいな、と(ここらへんの経緯もスーさんの解説聴くとナルホドと思う)。

可愛いおばちゃんでありたいと、思いますwww
posted by NEMUKO at 12:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NEGOTO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月10日

久々に

編み物をしたくなって、先月からよちよちと、ネックウォーマーと手袋を編んでいます。




写真が縦にならないよー(努力放棄)。
5本指の手袋は、「僕と妻との1778の物語」で、せっちゃんが朔太郎の手袋を嬉しそうに編んであげているのを観て、やりたいなあ、と思ったのでして、3年越しですか。
編み図と編み込みパターンは、大好きな風工房さんのフェアアイルの模様を拝借。
一段に2色しか使わないので、見た目ほど複雑ではありません。
男モノの手袋の編み図はなかなか見つからないので、相方に編んであげるときに探訪の旅に出ましょう。
ネックウォーマーは愛用しています。あったかいです。手袋は来年ね。

私比にしては、今年に入って映画を観ています。
「レ・ミゼラブル」「大奥〜永遠」「ふがいない僕は空を見た」「演劇1」「演劇2」
しかし哀しいかな、またもや感想が書けない病になっています。ぼちぼち思い出しながら。
レミゼはまあ期待値が高かったので(生歌とか)、裏切られずすげえなあ、と感動しました。舞台は1回しか観たことがなかったけど、「あ、そういえばそういう話だったか」とジャベールが投身自殺したときにはっきりしました(ひでえ)。気持ちに余裕があったらまた観たいなあ。
「大奥」は堺雅人祭りにのっかり、前売りを買っていたので観ましたが、安定のTVドラマクオリティ。菅野ちゃんが「結婚しない」のべったり千春ちゃんのイメージが付き過ぎてて(勝手に)ちょともったいなかった。
「ふがいない〜」は昨年の作品で評判が良かったので、チャンスがあって観ました。R-18で田畑智子の体当たり捨て身の濡れ場シーンが凄かった。お話は3層構造になっていて、性とは生とは、が重くて見ごたえありました。生きるってめんどくさいよねえ。でも命は産まれてくるんだ。
「演劇1」と「演劇2」も好評につきの期間限定上映を観てきましたが、これがまた、約6時間ぶっ通して平田オリザさん。縁あって20代から平田さんの劇団「青年団」のお芝居を観ましたが、こんなすごいプロジェクトが繰り広げられていたなんて。1、は青年団、2は対外的(対世界)にターゲットを置いたドキュメンタリーでしたが、すごかった。ああさっきからすごかったなんてなんか頭悪い感想。オリザさんの視点と発想力と、それを具現化する力が素晴らしい。ロボットと共演する演劇とか、フランスに乗りこんでの演劇とか。一時期「静かな演劇」と評されていて、それはそれで派手な立ち回りとかダンスとかと無縁の静かな面白さがあって。それがコンマ秒単位のこまかい演出が出された上の台詞回しだったなんて当時も今までも知りませんでした。
スクリーンのオリザさんはスーパーマンですが、稽古の休憩の15分でいびきをかいて寝入り、15分経ったらぱっと起きる。のが1の頭で、休憩明けの稽古を見ながらすうっとあの細い目がもっと細くなり、超眠そうになって、いびきのBGMで2が終わる。オリザさんも人間。

て感じでエンタテイメント系は一段落させて、今度は本気出さなくてはならんくなってまいりまして。
3月末で今の仕事が終わるので、うかうかしてないで次を探さないと。タナボタ仕事はやはり長くはもたない。
簿記でも復習するかーと参考書を買ってきたら重いの重いの。
働かざるもの遊ぶべからずですからね。やれることからひとつずつ。英語のべんきょもやってます。
簿記+英語→英文会計、と元のお仕事なんですけどね。戻れるかなー。歳くっちまったからなー。
まあちゃんとしたい。しばらく真面目に頑張ってみます。
posted by NEMUKO at 10:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハンドメイド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

平成25年ですわ

1月ももう15日で、成人の日なのに大雪で
ご挨拶もおざなりなものになってしまいまして、申し訳ありません。
仕事始めで既に職場の「仕事以外の」人生修業を積んでおります。
あと25年もすれば私だってあの年になるんだ。身の丈をわきまえたばあさんになろう。
皆に好かれる可愛いおばあちゃんになるか、そうでなければいっそのことじいさんになりたい。
新春早々なんてことを思いながら、日々を過ごしております。

そう昭和が平成になったあの日、私は冬休みのバイトのあと、渋谷で友人と新年会の約束をしていました。
職場のテレビで天皇崩御の報を聞いて、家の母に電話をいれたら
「あなたそれより、今日は帰ってらっしゃいね、大変な日なんだから飲み会なんかいってちゃダメよわかった?」とやぶへびの目に会い、携帯電話なんかなかったから時間に集合場所の渋谷の駅前に出向き、友人に「おかあさんがいっちゃだめっていうからこんばんはかえりますごめんなさい」の旨告げて、オトナシク帰途についたのでした。
何がというと、平成元年の時点で成人していたということと、私は親の言うことを聞く素直ないい子だった(?)ということですかね。
今日成人の日は関東で初雪なのにドカ雪という大変なお天気でした。
今日成人の日を迎える、しつこいほど気になっている元トマパイのWADAちゃんが、風間亜季ちゃんと名前を変えて女優さん活動をしていることが明らかになりました。
私は多分トマパイのWADAちゃんが好きだったと思うので、追っかけることはしないかもしれませんが、当分気になることでしょう。幸せで元気であればそれでいいのですが。

こんな感じでゆるくお届けしてまいります。ネタを大切にする一年にします。
今年も宜しくお願い致します。ねむ
posted by NEMUKO at 21:29| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | NEGOTO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月31日

今年もお世話になりました

ご挨拶もなく年を越す不義理をするところでした。
滑り込みで、よい年をお迎えになるようお祈りして、実家にて年越し蕎麦をいただきます。ではっ!
posted by NEMUKO at 23:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NEGOTO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月29日

Tomato n' Pine The First and the Last "POP SONG 4EVER 〜散開〜"

私がもし身長172cmあったなら、世界は変わって見えただろう…

トマパイの初の、そして最後のワンマンライブ。
超激戦で、常連でも取れなかった方が多かったというチケット、取ってしまいまして。
西麻布にあるクラブ、ELEVENにのこのこと行ってまいりました。
俗にいう、散開を機に寄ってきた「ニワカ」の1人であり、しかも中年女性おひとりさま。
う き ま し た。

入場待ちまで、超場違い感でどきどきしてしまいました。
そして気付く。今日はスタンディングで、周りは男性ファンしかいない。
私の身長は153cm(伸び損ねた)。
所謂「埋もれ」状態になって、ステージなんか観られないんじゃないか…

先に気付くべきでしたwwwそして見事に埋もれる。
WADAちゃんのお団子ヘアの先っぽしか観えないwww
運が良ければお顔がちょっと垣間見える。そんな状況で

キラキラと舞う小さな星々が観えた気がしました。
ダンスも観たかった(横にあるモニターすらちょっとしか観えなかった)、けど

入り口でサイリウムが渡されました。
ファン有志による企画とかで、「この先もう見ることがないかもしれないサイリウムの海を、ガールズに見せてあげましょう」という企画意図が書かれたメモが付いていました。
普段ドーム5万人規模のペンライトの海を見慣れてしまった、すれっからしちまったこの身に、きゅうと迫るものがあり。

夏にアルバムを購入して、ヘビロテに次ぐヘビロテを繰り返し
ガールズに突然こんなにも心を持っていかれたのは、私の中の「おっさん成分」がなせる業ではなく
「少女の中古成分」がそうさせたんだ、と思っています。
こんなに可愛い女の子の世界、かつて経験したかもしれないふんわりとした世界
彼女たちが、私が昔憧れていたガーリー感を観せてくれたんだろうなあ、と。

何分ライブは最初で最後でしたが、世の中便利になったもので、
YouTubeとかUSTREAMとかで、今までのライブ映像が観られたりする。
今月頭の恒例イベント"PS2U"のライブが、散開宣言後初で、最後になったんですが
急に洗練されて、ダンスも歌も惹き付けるものがあったように観えたんです。
今日の公演がその骨頂だったんじゃないかなあ。何分ニワカなので(だって観えなかったんだもん)。
アイドル戦国時代において「戦わないアイドル」が本当に戦わなくなってしまって
それはそれで、伝説のアイドルになったんでしょう。

本当に本当に、可愛くて、キラキラしていて
もうガールズとしての新たな面は観ることは出来ないけれど、ひとりひとり新たな道をゆく。
キャプテンは君だ!」とアンコール「旅立ちトランスファー」でお別れ。

HINAちゃん、YUIちゃん、WADAちゃん。そしてジェーン・スーさん。夢をありがとう。
そしてこの公演のDVD化を発表してくれて、心から本当に小躍りしたいくらい喜んでおります。

よかったらご一聴ください。PS4U
posted by NEMUKO at 22:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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