2013年04月07日

二都物語



渋谷 東急シアターオーブ 4月8日マチネ観賞

内容に関してのネタバレは避けながらのつもりで書きます。
ネタバレが嫌な方は、劇場でパンフレットを買っても、堀北さんと板垣さんのインタビューはスルーされることをお勧めします。じぇじぇじぇ!ってなるから。

キャパ2000人ですって!
出来た頃から「でかい会場!」と思ってたのに、まさかこんな大きい会場で公演をすることになるとは。
いやしかしACTシアターも大概でかかったぞ。
チケット代に見合った、お金がかかった豪華な舞台でした。
脚本はMONOの土田さん、演出はサードステージ(出身になるの?)の板垣さん。
共演のお歴々はヴェテランが顔をそろえる。そしてばんと舞台製作が発表された。

うーん。
正直なところ、最初は食指が動かなかったんですよね。だって秋に舞台やったばかりでしょ?いつ稽古すんの?
私が、クサナギさんが出れば何でも観に行く、という状況では最早なかったんでしょうかね。
でもチケットを譲って頂いたので、感謝して観に行ってまいりました。

「ぼくに炎の戦車を」が群像劇でクサナギだけのものでない作品だったとすれば
「二都物語」は間違いなく、クサナギツヨシの為の大掛かりで豪華な作品だと取って見られました。

主人公、ワイルドなスクネ。

今回、記号として「カッコよく激しくセクシーなクサナギツヨシ」をみせる。
それがゴールだったのかなー、というのが私の感想です。
お話は中世ヨーロッパのイギリスとフランスから、古代日本に置き換えられたことで複雑になりそうだなあと思っていたら、意外に展開は判り易く
演出も判り易いのですが、なんつうか、「感動」というか「何かが動かされる」まで至りませんでした。

アンサンブルが多く、シーンチェンジが多く(ちょと多すぎ)、手はかかっていて、非常に演劇的でした。
演劇的で、芝居感があまりない、というのかな?
既に完成されていて、この先あまり変化していく代がないんじゃないかな?

堀北さんが健闘。可憐でしかししっかりと舞台に足を付けて立っている感の強い、女優さんでした。声もいい。
あと脇役で強力なのが、橋本じゅんさんと皆川猿時さんなんですが、あー、轟天vs港カヲルだ!(2004年大人計画番外公演・熱出して観に行けなかったのー)そらあ強力だ。心強かった。

クサナギさんは、そらー、かっこよかったです。ロングジレから伸びるばっちばちの上腕二等筋とか
上着を着ると「君は君だよ」の衣装(個人的に大好き)のような佇まいになるとか
あまり近い席ではなかったので細かいところまで見えなかったのですが。

カッコいいクサナギさんが舞台に立つ。それが目的。そのための豪華な舞台。
それの何がいけないの?というファンの方々もいらっしゃるでしょう。
ただそれだけではもう満足できないんです。
私たちはもう奇跡を知ってしまっているのだから。

規模とかかる資本がこんなに大きくなってしまった今、
「蒲田行進曲」の奇跡はもう観ることができないのかなー…
posted by NEMUKO at 23:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

任侠ヘルパー

ややや、これをまとめておかないと年が越せないとは思っていたんですが
まとまらないのです、正直なところ。

昨日仕事を納めてきたので、本日、新宿ピカデリーで3回目を観てきました。
明日からは早朝の一回上映になるそうなので、多分劇場で観賞するのは今日が最後になると判っているものの。
感想がまとまらないのですよ。

痛いんです。じりじりと。重いんです、ずっしりと。
そしてアニキの視線に突き刺されて、また痛いんです。
この話はファンタジーであってはならないと思うんですが、リアル過ぎるというのもあります。
眼をそらすことの出来ない介護の現場は事実を突き付け、
実際には見ることのない(と思われる)裏社会では、シノギの取引はあんな形でされていると思われるし、
葉子さんちのぼろいバンも、荒れた生活感の部屋も、小道具ひとつとっても、差し出されるタバコ、転がるチューハイの缶、炊き出しで食されるカップ麺。全部実在する本物。
リアルの映像には、リアルな任侠者がいないと成り立たないのであって、それが見事に実現した。
とても完成度の高い映画が出来た。ばんざーい。それだけなんですけど。
何が困るかと言うと、「ガワがクサナギなだけ」の、翼彦一がスクリーンに現存するのであって、それはテレビシリーズからずっとクサナギの中に生きていて、
いま2012年年末現在、彦一の憑依がとれた「可愛いつよぽん」状態のクサナギさんが普通にテレビでSMAPをやっているので、こちら側の切り替えが出来ないのです。テメエ殺すぞババア!とか絶対笑っちゃって言えないような。

文句を言わせてもらうと、舞台とぶつけないで欲しかった。
舞台(素晴らしかったのですよ)の柳原は、ちょくちょく素をのぞかせるので可愛くなっちゃってもまあ許せたんだけど。
重くて深くてずっしりどーん、みたいなのを、舞台と映画、続けて観ることは私には正直無理でした。
しかも両方ともずっしりどーん、と香川照之さんが共演されているし。
ばらして頂ければ、ひとつずつ吟味して、納めることが出来たはずだよなあ。
前にも舞台とドラマ重なった時あったけどさ、ファンの体力も考えてくれよ、というね。
基礎体力ないもんでついに本音が出てしまいましたあ(笑)。ライブもあったし。
元から「クサナギ成分の過剰摂取は体に悪い」論者なので、許して下さい。

ほんもんの極道、なあ。なれちゃったもんなあ。
ラストシーンの小さな笑み〜デリコのエンドロールの流れに鳥肌立ったんだよなあ。
でもこれ感想になってないよなあ。
でも書いとかないと、気持ちの整理もつかないよなあ。

感想が書けない、という意味で、トラウマ映画になりました(え)。
という、戯言でお茶を濁してしまって申し訳ありません(すごすご)。
posted by NEMUKO at 18:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月04日

ぼくに炎の戦車を



11月3日 赤坂ACTシアター 初日

飽くまでも初日なので、ネタバレ徹底回避の感想です。

これは、鄭義信さんの舞台です。
主演に据えられたのはクサナギツヨシですが、クサナギの為の作品ではありません。
鄭さんのソウルが込められた舞台です。

舞台は1900年代の、日本が韓国を統治下においていた時代の朝鮮。
放浪芸の集団の、華やかな芸で幕が上がる。
芸団の座長となる男(チャ・スンウォン)と、親朝派の教師柳原(クサナギツヨシ)が触れ合い、100年、200年語り継がれる物語が始まる。

余談ですが、私は学生時代、日韓関係を歴史から紐解くというテーマのゼミに属していました。
聞こえはいいですが、一期生で、属する学生は落ちこぼれで、バカばっかりでした。
3年生の終わりに、韓国に3週間の研修旅行に行き、現地の学生との触れ合いも体験しました。80年代の終わりです。
その時に日本語を学ぶ学生が、「日本は素晴らしい国です、でも10年20年先には、私たちの国が追い越します」と澄んだ目ではっきりと「日本語で」私たちに宣言しました。ぞっとしました。忘れられません。

そして2012年。果たしてそうなりつつあります。
日韓関係が怪しいこのご時世。この舞台は「危ないんじゃないか」と、普通に懸念しました。

日本文化が韓国に流れることを不文律で禁じられていたのは、実はつい最近まで。
日本で韓流がブームになったのも、ほんの10年くらい。文化の視点で見ても近くて遠い日韓関係。
クサナギさんが「チョナンカン」を始めたのは2001年。韓流よりももっと前。
人が興味を抱いたモノにハマるのは、光速よりも速い。クサナギさんの韓国語はあっつう間に上達し、日韓の橋渡しを、確実に果たした。
のが、今回の舞台の成果ではないだろうか。

「チョナンカン」でインタビューをした、ある俳優さんが、今回自国でも体験しなかった初舞台を踏んだ、チャ・スンウォンさんです。
今回これがご縁となって初舞台のようです。モデル出身で、背も高く声も良く、かっこいい俳優さんでした。
並ぶとクサナギさんと、頭ひとつ差がありました。
クサナギさんは、教師で、メガネで、ひよひよですが、強固な物を内に秘めた役どころです。

日本が韓国を支配していた時代の話を、政治も経済も弱った現在の日本で日韓関係をどう読みとるのか。
義信さんの答えは、この舞台に込められていると思います。
高評価をもらったという「焼肉ドラゴン」を、私は知りません。
かつて、そして今でも日本と韓国の関係はいいものではないでしょう。でも、人を信頼することで、肩を組み、抱き合い、涙することはあるのです。国の堺はないのです。

休憩挟んで3時間半、長い芝居です。共演陣もあるので、長くならざるをえないのかもしれません。
クサナギ目当てで行くと、奴の出番はそう長いもんではありません。
あるのは人間の思い。芝居。そのものです。

共演陣の香川さんの体を張った演技、広末さんの可憐な存在感。
アンサンブルも多数。共演陣の数だけ物語があり、誰をとっても魅力的なキャラクターが存在します。

あー、結構ムズカシイことひねくりまわしちゃったんだけど。
実のところ、古くから親しくしている大切な友人が、スンウォンさんの大ファンでwww
友人周りのスンウォンファンの方々が、眼をキラキラさせて想いを語っているのを見て、かつての自分wwwを反芻してみたりして。出待ちなんかしてみちゃったりして。
「えーSMAPファンってそんなに大変なんですかあ」とか言われてしまいましたよー、はい大変です(おい)。クサナギさんだけで、ちょっと前までライブに振り回され、舞台があって、あとちょっとすると映画も公開なんですよー。
比較的ホットなスンウォンさんファンの方々の笑顔を目の当たりにして、こっちも幸福感のおすそ分けにあずからせて頂きました。

本日、相方が実家に寄っているため、調子に乗ってこんなド深夜まで夜更かししている私なのでした。
明日の舞台情報番組で、より沢山のお客さんが舞台を観てくれますように。

幸せな人の顔を見られて、幸せな夜でした。
お休みなさい。
posted by NEMUKO at 01:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月15日

赤いシャポーの味の素

まあ、ご存じないですよねwwwふるすぎ

週末SMAPコンサート、味の素スタジアム2Days。
正直、味スタをなめていました。10年前の記憶から、飛田給駅に降り立ってから会場まで綿々と続く人の波は覚えていましたが、スタジアムに向かう人たちを前を向けるとこれほどの迫力だったとは。
というのは、軽い気持ちでチケット会場渡しの友人に「ゲートで4時にねー」なんて約束しちゃったら、続々と押し寄せる人人人で、絶対会える、見つけられる気がしなくなっちゃったのでした。最終的にはちゃんと会えましたがね。昔の勘ってあてになんないものなのね。

13日は下層スタンドの、ドームでいえば三塁側前方のいい席で、初っ端からトロッコで結構な大きさのメンバーを肉眼で観ることができて嬉しかったです。スタンドなので全体も見渡せるし。ただ、思い出したのが、基本オトナシク観ていたつもりが、メンバーが目の前に近づいてきてくれると

「叫んでいるわたし」

の存在は、まだ確かに残っていたのでした。まー、そうだったわあ。年甲斐もなくとも思いつつ、沁みついちゃってるんだものねえ。
日替わり曲「OverFlow」

翌14日は、気付けばまさかの雨!不安な中ついた席は、上層スタンド三塁側の、上から数えて3列目www
チケットお譲りした方に申し訳ない!どこまで登れば席につくの?的な。でも本当に全体が見渡せ、豆ップではあっても米ップではないくらい。スタジアムは存外観やすい。
難を言えば櫓被害と、屋根が近いので歓声が跳ね返ってきて、ちと耳に優しくなかったのが。
特に慎吾ソロ「Monster」でやまぴーが登場した時すごかった。割れんばかりの歓声で、ちとびっくりしたのと、パワーのおすそわけをもらったのもありました。

序盤、ライトに反射して雨が随分強く降っていたようで、これは剛のバク転は残念かなあ、と思ったものの、雨が落ち着き、スタッフの方々の懸命な除水作業が功を奏して、ラスト近くで見事キメ!順を追ってあの人が40になってもバク転を観せてくれることができるでしょうか(ちいさなねがい)。
「唐獅子牡丹」の時はダンサーの女性がヒールが滑ってこけちゃったのを抱き起して、オトコ前でした。雨天決行とはいえ、ダンサーさんも大変でしたよねー。前日がいいお天気だったのに。
日替わり曲「はじまりのうた」2日とも大満足でしたん。

味スタで追加曲が「DearWoman」、14日ダブルアンコで「俺たちに明日はある」と「笑顔のゲンキ」。
終演9時。わお、4時間?

終演後、バス乗り場まで道に迷いつつ(ダメダメ)、直通バスで駅に出て、「GIFT」というすてちな名前のカフェーに行ったのはいいけど、貸し切り状態で私たち2人だけ、というwww同じ思考回路の方がいると思ったのに。
ネットで交流があったものの初めておめもじする剛ファンの方と、比較的ゆっくり(私の帰りの足の時間まで)お話しできて、これもまた嬉しい出会い。本当にありがたいです。

これで私の今年のライブはおしまい。と油断していると、舞台の幕が上がります。
その間に私芝居2本入れちゃってるんだよなー(遊び過ぎだろ)。
たまの休みなので、だらだらと書いてみました。これは決してレポではなく、「感想文」ですので、よろです。

また(さ)来年!楽しみにしとんぜ!!!
posted by NEMUKO at 12:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月30日

Gift of SMAP tour 2012 東京ドーム

考えてみたら、「わー味スタでやるんだ嬉しいなー」と一番に思ったのが、言霊で災いしたらしく、以前にも書いたように東京ドームのチケット見事に全落し、親切な方々から救いの手を頂き、28日29日と観ることができました。

で、私の日記は、あくまでもゆるい「感想」のみなんです。以前からそうでした(遡ってみたよ)。
セットリストとか、この曲で誰かがどうした、とか、わりとこだわらなく。
ネタバレもあると思います。もうご覧になった方も多いと思うし、今更いいかあ、くらいなノリで(すみません)。

丁寧に作られた、豪華なGiftをもらった3時間だったと思います。

実は、まずど頭から泣きポイントで。
白いふわふわとした衣装のこどもが、ひとり、丁寧に箱を積み重ねる。崩しちゃう。また積み重ねる。
モニターにメンバーとのショットが映される。

これでもうダメでしたわー、こどもが健気でボロっときました。
二日間とも泣いたので、味スタでも泣くと思います。
変なやつと罵ってください(あ、なんか懐かしいモードにはいった)。

以降、異論大歓迎www

クサナギソロの「唐獅子牡丹」は、同席された方々からは概ね大不評でしてwww。
そらそーだわな、とも思います。高倉健さんに失礼なへっぽこ唐獅子牡丹。オーケストラアレンジも意表をつきすぎ。が、ストリングス担当が大好きなヴァイオリニスト真部裕さんなのでこれもお気に入りだったりします。
ただ、銀色のスーツですらっと踊るクサナギさんに、「銀ちゃん」を見た気がしました。
蒲田ファンからも異論頂いて結構です。でもだってそう感じちゃったんですもの。
大人になったなあ。歌は結局CDもライブもへっぽこだったけど(巡恋歌を期待してしまったのが間違い)
あれはあれでアリだと思う、大甘ファンでございます。
そうすると最後の中居さんは、ヤス?かな?

異論大歓迎その2。
野島伸司作「エンジェルはーと」という曲が、「らいおんハート」のアンサーソングと思われ。
苦手な方もいらっしゃるでしょう。甘すぎで。
ただ私は現在のシチュエーションにどっぱまってしまったので、これでも泣けるんです。
泣ーいて笑って怒ってー(そんな歌詞はありません)気持ちの起伏は忙しいです。

概ねみなさんそうかと思いますが
Crazy Fiveのソロダンスがもちょっと欲しいなあ。クライマックスだしきついのかな。
呼びかけはちょー楽しいです。各々の「なーあーにぃー?」も可愛い。超可愛い。おっさんが可愛くていいのか。

2年前の4連公演で初日と3日目を観たのですが、3日目で頼みの綱のキムラさんと吾郎さんの喉がやばくなってきて、そりゃ体力的にもきちーわなー、と思ったのを覚えています。
今年はそれを感じませんでした。上手いこと調整しているのでしょう。慎吾の演出GJ。

2週間後に味スタがあって、舞台があって、映画もあって、頭ごっちゃになるだろうが!キャンペーン開始が近付いています。まあ過去にも来た道ですからね。なんとか乗り越えられるでしょう。
慣らされてしまったのか…観て感動したものは丁寧に咀嚼して心におさめたいのですが、ダメですか?え?
posted by NEMUKO at 01:38| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月14日

チケットの件ありがとうございました。

SMAPコンサートチケットですが、ご親切な方に譲って頂き参加することが出来るようになりました。
また、東京ドーム落選の代わりに、味の素スタジアムに当選しておりました。
大変お騒がせして申し訳ありませんでしたが、これで落ち着くところにおちつきましたので、お願いの記事を削除させて頂きます。
本当にありがとうございました。
posted by NEMUKO at 23:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月13日

笑ってよきみのために

いやあ、クサナギさんも37歳になられて、「なんか変その髪」と思ってたら、地デジイベントですっきりした短髪で現れなされて、ご健勝でなによりです。

そんな私が、ようやく手にした「僕と妻の1778の物語」DVD。
スタンダードエディションです。なぜなら。



発売日に慌ててあまぞんにかけこんだら
数日後


間違えてブルーレイのコレクターズエディションが届いたんです。あ、当然オーダー間違えたのは私です。
ブルーレイレコーダの購入予定は遥かに未定。DVDのコレクターズエディションは品切れ。
なので敢えてダブル買いしました。うう。

今年に入ってから、気分的にぷてぃーな社会復帰(拘束時間的にはツーマッチ)をしたんですが、まあこれが精神的にイタブラれること鬼のごとし、で、当時疲弊してて映画館にも2度しか行けませんでした。
ただ夫婦愛の話だと言うので、カップルチケット買って、休みの日相方につき合わせたので、果たして奴は判ってくれたかなあと。

お互いを思いやる心は、実はよくわかってなくて、自分が思うことで相手に思ってもらう。
探り探り。これが愛の形なのかなあ。
さだまさしの「道化師のソネット」の「きみの悲しみ苦しみを笑顔が救うのなら、僕はピエロになろう。笑ってよきみのために、僕のために」の歌詞にすんごく弱くてですね。聞くたびに95%の確率で泣くんですわ。

この実写版じゃないかー!
峠で疲弊してる場合じゃなかったよ俺!

映画館で泣かなかったところで涙腺刺激されること数ヶ所。

せっちゃんがサクの手袋を編むことが、すっごく好きなんです。
昔編んだことあって、手袋の編み図を探したけど、なかなか見つからず。
結局女性用の編み図しか入手できませんでしたが。

丁寧に生きる、美しさが反映されていると感じています。

編集長の陰山さんとか、エキストラみたいな小須田さんとか、超病人の吉田朝とかも、かつて愛した男たちだし(?)。


わあ、コメンタリー聞く時はちょっと気持ち転換しないとキツイなー(笑)クサナギさん素すぎる(笑)。
posted by NEMUKO at 23:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月31日

つかさん、本当にありがとうございました

先日NHK-BS2で、つかこうへいさんの特集番組が放送されました。
以前「スタジオパークでこんにちは」にクサナギさんが出たときには情報持ってなくて、朝野麦峠へ向かう電車待ちしながらじたばたしました(そしてその番組は心優しい友人が手配してくれたもののうちの環境が障害となりまだ観られておりません・滂沱の涙)
私のHDDは2003年に買ったものがとっても丈夫で壊れなかったので、まだ活躍しているのですが、「ちでじ?なにそれあたしわかんないし」って言って、2011年現在色々と問題が発生しているのです、が、力技でBSデジタル派をアナログ録画機でRAMに直接録る、つうすんごい力技方法で保存できました。

涙で放送がよく見えなかったです。女房が泣いているので相方は途中退場しました…

そも、私は学生時代からお芝居が好きで、社会人になってから頻繁に劇場に足を運ぶようになりました。「演劇ぶっく」っつう雑誌もよんで、ああ、これ観たかったなあ、とすごく惹かれたのが「飛龍伝90 殺戮の秋」(筧利夫富田靖子)でした。
そのあと数人の女優で飛龍伝は再演され、やっと私がみることができたのは石田ひかりバージョンでした。
・・・美智子(主人公)なぜしゃべらない・・・正直がっかりし、心の中で悪態つきながら劇場をあとにしました。


月日は流れ、子供の頃ジャニーズアレルギーだった私は、いつの間にかすまっぴにどっぱまりし、気付いたら吾郎さんの「広島に原爆を落とす日」のチケットがなぜか手元に4枚、つう「ファンの世界」に足を取られておりました。吾郎さんのディープ山崎のラストの長台詞も鳥肌で、私無駄に暇だったのか(?)調べて初演当時の風間杜夫の特集が載っていた女性週刊誌探しに、国会図書館まで出向いた覚えがあります。

いやに前振りが長いです。

それから間もなくして、クサナギツヨシが蒲田行進曲でヤスを演じるという情報が。
ある金曜日、ミュージックステーションで、からっからにかすれた声で「僕、お芝居の稽古しているので」と言っていたクサナギさん。その日は通し稽古を2回やったそうで。
おいおい、開幕前から声枯らしかよ、と思ってしばらくしたところへ、当時OLやりながら某劇団のお手伝い嬢をやっていた妹から電話が。

「よかったね、クサナギ、いい役なんでしょ?ナントカさん(芝居フリークのお手伝い仲間のお友達)が言ってたよ。つかさんは、どんなに有名で人気のある俳優でも稽古で下手くそならその場でばしばしに台詞削っていくんだって。クサナギ声枯れてたんでしょ、ナントカさんがTV観ててね、ああ、あの声の枯らし方はクサナギくんいっぱい台詞があって、鍛えられてるんだなって。つかさんに買ってもらってるんじゃないの?って言ってたよー」

その時点での、他の誰のものよりもおおきなおおきな褒め言葉でした。多分泣いたぜ。
(サラダひかりが台詞がなかったのはそのせいだと・腑に落ちた瞬間でもありました)


「銀ちゃんのアップ撮れましたか」
「銀ちゃんのアップ、かっこいいもんね」
「おれ、銀ちゃんだーいすき!」


クサナギ史上に燦然と輝く、この名台詞が生まれる瞬間を観ることができた。

クサナギが楽しそうに稽古していたのはともかく、つかさんがすごくすごく、嬉しそうだった。
そして、メディアに「彼は天才」と発言してくれた。翌月曜日のワイドショーもスポーツ新聞も花盛りだった。

あの時ワイドショーとか録画した画像はとっても粗いけど、宝物です。
1999年と2000年があって、それまで私の閉じていた世界が開いた感じ。
しばらく足が遠のいていた劇場にあっちこっち飛びまわったのも、この時からです。

時間が過ぎるのは、時に無情に早いけれど
人生は、積み重ね。お芝居はあたしの人生の土台で、ものすごくがっしりと支えてくれている。

つかこうへいさん、私は1990年からしか存じませんでしたが、本当にありがとうございました。
あなたと過ごした日々はクサナギツヨシさんの根幹になっています、これからの彼の役者人生を見守っていて下さい。心から。

posted by NEMUKO at 13:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

僕と妻の1778の物語

私事ですが、私はドラマ観て泣くとコンタクトがずれて目の裏っかわに行ってしまい、視界はぶれるわ目ん玉は痛いわコンタクトは見つからないわ、大変なことになるんですが
今回は事情でディスポで見たら

目の中でレンズが二つ折りになって、ついぞ戻らずに、裸眼の幻惑の世界で帰途につく羽目になりました。

リアルなファンタジー、でしたね。


せっちゃんが、サクのために手袋を編む。
失くしちゃうからと、毎年編んでいる。嬉しそうににこにこと。
とても丁寧に生きてきた女性なんだな、と思いました。
五本指の手袋は、なかなか編み図が見つからないんですね。学生の頃編んだんですが。
最後に編みかけの親指が、とてもとても切なくて。

丁寧な、美しい映画でした。

サクはさっき簡単にせっちゃんに負けちゃいましたが(食わず嫌い)やっぱ竹内さん強いわあ(笑)。
posted by NEMUKO at 22:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月08日

99年の愛 JAPANESE AMERICANS

今も思い出せる。90年代頭、朝8時30分の渋谷、今は無き渋谷東急文化会館。職場へのバスを待つ間に見上げる壁面いっぱいのTBSのでかい垂れ幕。
「新番組 渡る世間は鬼ばかり」

そう、私は他にもれず橋田ドラマが苦手でした。
ふるい固定観念、言葉づかい、内容の主に人格の決めつけ、意地悪、意固地、その他もろもろ。

でも、母は「渡鬼」のファンで、ずっと楽しみに観ていました。
20代後半からお世話になった職場の、見た目おばさんだが仕事の鬼の鋼の主任のお気に入りで、木曜日だけは残業しないで帰る目的も「渡鬼」でした。

なんでそんな、観てやな気持ちになるドラマなんか観るの?
それは若かったのだな。

JAPANESE AMERICANS
幸いにして、5夜を滞りなく観ることができました。
橋田脚本で5夜連続2時間強、そんだけ聞いただけで正直うわあと腰が抜けました。
それでも時は過ぎて、あれやこれやがあり、生クサナギさん舞台も開け、ドラマも始まりました。

たとえば、日系5世(4世だと思ってた)の男の子がなんであんなに流暢に日本語で昔語りをするかとか
そんなのかんけえねえ、って。

橋田壽賀子さんの、伝えたいことが、失礼ながら初めて心に響きました。

終戦65年。
母は産まれたのは戦中の東京だが、九州に越して多分苦労を感じたのは戦後の成長期で
父は地元山形で東京の人の疎開先として過ごした時代があり、それほど自分の娘に戦争の話はあんまりしないお気楽極楽なひとで
ダンナの親、私の義母は東京ど真ん中生まれで、末娘であちらこちらで相当苦労したらしい戦中派。

橋田センセイは義母よりも年上なんだ。
そして年上の人間を、否定することはできない。
それを思い知らされたドラマであり、自分達の人生を振替えさせられるドラマでした。

不思議なのは、たとえば外から妹が「クサナギがえなりにかぶるー」とメールで伝えてきたけど
クサナギさんの台詞回しが、独特の橋田節に乗っ取られていなかったこと。
コドモは橋田節バリバリだし、仲間さんもそうだった。「ありゃしない」とか平気で言っていた。
だけど、思い返すにクサナギ長吉一郎に、橋田臭を、それほど感じなかった。

役者の力か。

そんでもって、4日ドラマ2日目に、「K2」観賞だもんなあ。
長年クサナギウォッチャと思っていたこっちがやられるっちゅうねん。

今までクサナギさんの大きな仕事にわくわくそわそわして、想像の上を行かれて泣いてた、ということがおおかったのだけど
もうこんなちっちゃいファンの端っこの心配はいらないね、しっかり足固めは出来たしね。
このあとは、結果を楽しませてくださいな、という気持ちになりました。

こまばアゴラ劇場待合室で、「悲劇喜劇」のつかこうへい追悼特集を手に取り、劇場という環境で感極まってしまった。ニシキ先輩は3ページくらいあって、語りおろしみたいだったな。真奈美ちゃんはまた劇団員として鍛えられているので2ページくらい(あの主演舞台も怖気たったよな)。あれくらいのラフさ、楽さで語れる立場だったらいいのにな。事務所きついなあ。
もうつかさんくらい剛を剛の人間味の単位まで語ってくれる人はいなくなってしまったんだろうなあ、と、そういう意味で、つかさんには失礼ながら、悲しくなってしまった。あれから10年経って、いまや奴は舞台ではチケット激戦テレビでは特別番組に11時間とかのモンスター役者になってしまった。

彼の成長を喜び祝うとともに
かつて、そのたんびに「お前は?」「お前は?」と想像上のクサナギが、私に問いかける。
その答えを出しきれないでいる自分にもがいてきた、この10年。

どうするか。これから考える。考えても考えても、道は長いぜ人生。問題抱えるよそじすぎ(涙)。
posted by NEMUKO at 16:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

K2

大体が、宣伝がずるいよ!なにあのがっちり腕相撲!

11/4 観賞。
今回はチケットの神様に見放され、全面的に親切な方にお譲り頂くことになり
嬉しいと同時に申し訳ない気持ちがありまして。緊張いたしました。
しかも初日から一日の休演日を挟んだ、3回目の上演。

むずかしい。とても、むずかしい。

哲学だ。

なるべくネタばれをしないようになると、ものすごく曖昧な感じになりますが、私の感想。

舞台装置は上から下まで(全部奈落、言葉があってるかなあ)全て雪山。
遭難した二人が動けるのは舞台のまんなかにある限られた場所(設定地上8100m)で、剛演じるテイラーは上り下りのアクションはあるのだが、それ以外はすべて切り立った雪山。山は女にたとえられるのだっけ。とんでもないじゃじゃ馬と。

堤さんハロルドは、理性的で物事を冷静にとらえる物理学者(滑落の際骨折、動けない)。
剛テイラーは、熱くなりやすく感情の起伏が激しい地方検事。

物理学者が、哲学を語っているんだ。
しかも翻訳劇だから、独特の持って回った言い回しや、形容のしかた。30年前の脚本で、シリアス劇だ。コメディならともかくとっつきやすい訳がない。

極限が身に迫ったら、人はなにを思い何と戦うのだろう。
客席に座ってまったくの傍観者としてでも、そういう意味では、じんわりと胃が掴まれる感じ。

そして、前の日テレビでスガコワールドでにこにこと無邪気な若いアメリカ移民を演じていた剛。
こんどはそれこそ3Dで、気性の荒いアメリカ人になっている。
剛、遭難してんのに元気じゃん、と思いました(笑)。それだけ激しく感情がのたうつ。
さすがに翻訳劇は初めて(だよね)で、独特の罵り語を連発するので、違和感は否めず。まだ「クサナギツヨシ」が舞台上にいる。
テイラーを演じているが、テイラーは憑依していない、ような気がしました。

それを考えると、「役者」クサナギツヨシは、テレビドラマも映画俳優も舞台役者も(SMAPのアイドルも)こなす、危なげない到達点に達しているのではないか。この先はどんな役でも、観客と言う名のファンとしてはなにも心配することはない。

もちろん、このK2はまだ始まったばかりで、こなれていません。テイラーは、まだテイラーになりきっていないと思います。
ただ、問題は時間が解決する。舞台は生き物。しかもあんなに動ける役者、剛しかいない?ダンス万能説的な。

文脈がぶれてますが、そんなテイラーを、骨折により「動き」を制限された堤ハロルドが、しっかりと受け止める。それで成り立っています。

いろいろな気持ちが動く中、私は、クサナギツヨシの役者としての目覚めから成長期を観てくることができて、幸せだったんだ、と思いました。
ある到達点に達したというのは、そのことだと思います(もちろんその先長い道は続きますが)。怒鳴り叫ぶテイラーは、蒲田行進曲のヤスではありませんでした。
この10年間はつかさんのプレゼントだったのでしょう。(このあいだ演劇誌のつかさん追悼特集読んじゃって。錦先輩の寄稿とかあって。買えばよかったなあ)

あああああああああああああああああああああああ。

今度は20日に観ます。またまったく違う舞台に成長していることを楽しみに。

逃げちゃだめなんだ(自戒・むんぬすごい自戒・個人的に猛反省中の俺)。
posted by NEMUKO at 08:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月16日

録画機周りのややこしい時代

要はこの後日談なんですが。
ケーブルテレビ経由で、アナログのHDDにデジタルの映像で、草生活を録画しました。
今日の時間に余裕のある間に、さっくりと編集してDVD-Rに焼くつもりでした。
Rは今は珍しい、カラーディスクで、黄緑色。うーん素敵。
かーえーなーかっちょえーなー、としっかりと観返しながら。

が。

「コピーガードがかかってるから焼けねーよ」的な、7年目で初めて見るメッセージが。

コピワンって、一回だけならディスクに焼くことが出来るはずではないの?
で、Rだからダメなのかなと思って、RAMディスクで試してみたら

やっぱり駄目だった。

みーみーみー、どうして?
思えば去年の地デジ化完了からこちら、BSとか、ケーブル通して録画したものをディクスに焼いたことがなかったことを思い出す。

こんな時のため、ではないが、デジタルのきれーな映像で観たかったから
テレビの録画機能でも、草生活は録画していた。


で。

時間があるとき、めんどくさい手続きをした上で、「ディスクに焼くことが出来る・であろう」ことはかろうじて判明。
でも自力ではできないので、相方頼り。
あー、自分でちゃっちゃか出来ないのは芳賀唯、いや歯がゆいことこの上なし。

でもよかった。保存できるー。
つう、めんどくさい日でした。ついでに昨日の山登りの補助席も玉砕。みー。
posted by NEMUKO at 23:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月07日

呑み込みの剛だから

悲しいかな、夏の体調不良が戻りません。

毎日つらつらと浅い眠りの果てに、死人と化して起きられずに相方の朝ご飯を出さないで午前中爆睡、つう。
ここは強調したいが、常に炊いたご飯もみそ汁(朝に味噌溶くだけ)も用意してあるんだから卵かけご飯でも自分で食べてってくれよ、と陰でぶつぶつ。卵だって納豆だって漬物だって冷蔵庫に常備してあるぞー!

と、こんな感じが数日続いたので流石にヤバい感じがし、昨日「にんにく注射」を打ってもらいました。

にんにく成分が血中に注入されるわけではなく、強力ビタミン成分が体に入るときに鼻の奥ににんにく臭が広がる、つう、普通バリバリに頑張っている人がもっと頑張る用に利用するものです。

でも、オノレがへろへろなので、抗うわけにはいかない。
明日から一泊で温泉旅行なのだ。うちのお母さんの慰安旅行ウィズ娘とムコ達と孫(元気いっぱい2歳男児)。
見事にファミリーなので、のんびりゆっくり楽しみな旅行なのです。余計ヘタレる訳には行きません。お陰さまで今朝は元気ばりばりです。

まあそんな中、私が憎んで憎んで仕方のなかった今年の灼熱の夏に、屋上の緑のなかで草だけ食する生活をしたヤツがいた。緑のおよふくに身をつつんだ短髪色黒の男、クサナギツヨシ。
パートナーは、草食動物、超可愛いアルパカのモモちゃん。
アルパカがその姿を現したのは最近な気がする。昔アルパカ100%のピンクの毛糸でセーター編んだら、そらもうやらかいのあったかいのって。あんな動物だと思っていなかったなあ。
毛だけ頂ければいいだけで、肉を食うとか、傷つけずに済むのでいいなあ。実は同じ毛糸の緑を着分持ってる。編み物と遠い生活になってしまったけど。急に近づいちゃったよ。

そんでもって、クサナギさんの素というのは、無限のパワーを持っているなと改めて。天然に可愛いとかバカなリアクションとかフリーダムとか仮面ライダーみたいな割れた腹筋とかそれ見せちゃうとか。

そして奴は、普段世間的には「草食」と思われているものの、秘めた強さを垣間見せた。

「俺、呑み込みの剛だから」って、蒲田行進曲のせりふじゃないか。
24歳の頃には思ってもいなかったかもしれないけど、つかさんから「呑み込み」の慈愛を受けついだのだ。
泣いた。まじに涙出た。なんか手仕事しながら突然びいと泣いてる妻に驚いた相方。必死に説明する私。
すべては、愛に続く。




俺自身のポジションは変わったものの
好きなものは好きなのだ。クサナギファン歴13年なり。なにが悪い?
さてキラキラ(TBSラジオ)終わったら再生しようかねー。
posted by NEMUKO at 13:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

はいぼく

えー、前置きとして、いいわけでも泣きごとでも負けごとでもありません。

運が悪い時には、じっとして悪運が過ぎるのを待て、との結論らしいです。

風邪引きましたあああああ!
「K2」今朝の一般販売の電話戦に参戦できませんでしたあああああ!
朝起きたら声が「喉を枯らしたはるな愛」になっていましたあああああ!
電話戦でしゃべる必要はなにのにいいいいい!

もうね、天気もいいのにくらくらで、洗濯もし損ねて薬飲んで寝ていました(明日は雨)。

幸いにも、一日チケットをお譲り頂けることになっているので
あとは前にも言ったけど、まだ観たいのなら「自力でなんとかせい」と。

そらあ、劇場はお友達だった頃もありましたが、いつまでも欲張っていても宜しくない。

などと無理くり自分に言い訳していたら、何かが私のなかで「ぷつーん」と小夏のように、切れました。相方は留守だったので、乳を揉まれる危険からは回避(よかったね・笑)。

ようやく秋。さすがにバッグが欲しくなった。そして長く使っていた財布のファスナーが壊れた。
そら服も靴も欲しいが、この身、外出先はたかが知れている。
が、切れてしまったので、いいわけだよどーせ、で小遣いから出すんだ文句あるか、と
Cath Kidston UKサイトから、秋冬新作のバッグと財布をぽっちりしてしまったのですた。ヤフオクなどで最近はびこるらしいパチモン(雑誌付録じゃなくてニセモノ)はいやだったのだ(って、パチバッグ自分で勝手に作ってタグ付けんで勝手につかってるけどな)世の中的には良くない円高差益還元をうけてやった。£131円だよ。しかも以前利用してアカウント持ってたからか、なんでか相当値引きしてもらったし。
新作よ、街で人と被らないわっ。そんかしシックだけどやっぱり花柄だから、秋冬は痛くないようにおよふくはシンプルに。

あとやっと髪切りますっ。しゃれおつマダムっぽく流行りの前下がりボブにしてもらいますっ。多分メンテが大変ですっ。

惨敗(あと自分勝手な買い物)報告以上、私の活動は11月に始まる。ぶっつけ本番!!!体力温存っ!!!あと、片づけっ!!!撤収っ!!!
posted by NEMUKO at 17:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月30日

目下のなやみ

2003年に東芝のハードディスクを買って、一回も故障せずにDVD-R枚数にして3ケタを焼いた。
型が古いので容量も多くないが、結婚後も相方が自分のHDDを持ってたのでお互いぶつかることなく2年が過ぎた。



デジタル対応液晶テレビが録画機能をもってしまったが最後。
芝機はアナログだ。オンタイムでデジタルな綺麗な画像を見ても、録画したらアナログだ。
なんかがっかりしてしまって、録画→見たら消去、が慣例になってしまった。

ブルーレイとかデジタルHDDを買えばいいじゃない、いや私にそんな余裕はない。
パンがなければお菓子を食べればいいじゃない。
しかしテレビ周りは、家主が実権を握っている。
最近アナログ番組はずーっと「地デジにしなよー!」とメッセージを流し続けている。これを残すのはいやだ。

お菓子は、果たして存在した。
うちの周りは電波障害があって、ケーブルテレビ加入を余儀なくされている。
ケーブル通す映像はデジタルだ。
これを芝機で録画すればデジタルだよ、だって。

草生活とJA。

容量空けなきゃな…
posted by NEMUKO at 17:31| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

登山

ご親切な方のご親切なご友人が、救いの手を差し伸べて下さいました。

ええ、正直なところわたくしパワー切れが著しく(しつこいけどこの夏が)
あっという間にチケット発売になり、当日券を狙うしかないと思っておりました。

鈍った脳みそをあと一カ月鍛錬して、「クサナギの舞台鑑賞」つう、
並みならぬ登山に挑もうと思います。
自力でもまだまだ頑張りますよ!

元気な感激屋の観劇屋のねむちゃん、かむばっく!
posted by NEMUKO at 17:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月16日

SMAPコンサート動員1000万人突破公演

いっせんまんにん。
現在一ステージ5万人。
つまり…えーと、すごいと…

今年は(も)激戦のすまっぴ東京ドームチケット戦。1997年から「あった時は最低1回は行っている」を続けて早13年。まだお姉さんから無理すればまだお姉さんと呼んでもらえる、そんなお年頃になりました。二口申し込んで一口当たる。ああかみさまありがとう。
すまっぴさんたちも三十路半ば。アラサーだのアラフォーだのと、ごまかすでない。

ほそーくながーく、が信条なので、セットリストなど覚えていないし、その場でぱーっと発散するつうのが常です。以下ただの感想です。ごめんなんしょ。

通い慣れた水道橋(辞めた会社がドームの近所)のはずなのに、JRの出口をふと間違ってしまい、人の波に飲まれ、チケット求めるお嬢さんたちの波をかき分け、おにぎり一個だけ欲しいなあと思うもコンビニはぎっしり、お手洗いは言わずもがな(前もって済ませておいてよかった)、グッズ売り場は屋外も場内も長蛇の列。軽食は脂っぽい(いま食べられない)なんだなんなんだ。すっかり人に酔ってしまって、開演一時間前にほうほうのていで着席しました。結局正解。

うわああああ。
通い慣れたはずの東京ドーム、でけええええええ!!!ごまんにん。
「ドームってこじんまりしてて観やすい♪」なんてこいていたのはいつどこのどいつだ。
まあ全て、東京の初日だからでしょう。すげえなすまっぴパワー衰えず。老若女女、わが目で確認。

動員1000万人突破で、なんかセレモニーが行われると伺っておりました。
ど頭か、お尻になんかやるのかな?と思っていたら、MCの時間にモニターに「やってきましたお正月」からなっつかしいライブ映像が映し出され(Sexy Sixとか007とかちょー楽しいんだよね、DVDで持っているけど)、それと同時にモニター下部中心に数字がカウントアップしていき、本日の早回しと共に「10,000,000」に(あってるけ?)

いろいろあったよねえ。
4人でやったときも6にんでやったときもあったよねえ。
ごめんなさいを言う人がふたり。
上海公演を全面的に指揮して下さる、在日中国大使が紹介され、ペンライトを振っておられる。
貴重なじかんでした。

15日公演には、Swing!の作者、ノーナ・リーヴスの西寺郷太さんがいらした、とツイッターで。郷太さんによると、久保田利伸さんとか、相対性理論の方々もいらしてたとか。さすが東京初日。クリエーターの日。楽曲コンペとかすげえ厳しいんですって。アルバムは気合い入れて拝聴しないとね。

まあなんといっても、たのしーたのしー、ちょーたのしー。
2年前のs.m.a.pがやっつけ感満載だったので(いい楽曲多かったのに)、いまいち乗り切れなかったので、今回はすっげー楽しくって、チケット交換して下さったお嬢さんたちもいい乗りをされる方々だったので、おもいっきし叫んできましたよー。今朝声が枯れてたらどうしようかとおもった(笑)。

メンバーは余裕の表情を見せながら力一杯。この人たちはもう大丈夫だ。もうこの先ちゃーんとかっちょいいオヤジになってくれる。と確信しました。中居さんと木村さんが率先してかっちょいい。マイケルダンス頑張った。直前に「うたばん(敢えて)」の最終回で「肉離れ」の話題を聴いちゃったので、ああそんなことでやきもきしたこともあったなあ、と。

50,000人を一度に幸せにしちゃうよこの人たち。すごいなっ!

あと悔やむべきは、グッズを買えなかったことです。ウチワと写真と。あとペンライトは絶対買おう。がんばって並ぼう。あと一回参加なんですが。

剛がちょーかっちょよくて、素敵でした。この人も生涯かっちょいいオヤジ道決定認定!

次回は初めてのアリーナです!後ろの方ですが。がんばるっ!
posted by NEMUKO at 13:48| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月02日

ぼんやりぼんくら

おうちに籠もっているうちに、オノレのボンクラ化が進んでいる。

暑い夏の夜、パタパタと風を送ってくれるうちわは
1999 Birdman Tourの涼しげな眼もとのクサナギさんの青いうちわです。
最初に友人に誘われて行った「ス」の時は、一般人だったので見てくれ重視で、非常に攻撃的なキムラさんの星型うちわを買いました。それからほどなく「成田離婚」でずっきゅんとなったので、今はあるかどうかわかんないジャニショのプリクラでクサナギさんとツーショでおさまり、帰ってから妹に「…なんで?」と言われたのも10年以上前。

まあ、コンサあってうちわがある。
コンスタントに手元のうちわは溜まっていき、会場では振られるものの、年を越して手に入るものではないので実用化もされず、今は押入れ的なところに収まっていて。

いーち、にー、さーん、あれ?

今年のうちわが
10枚目になるのか11枚目になるのか。
よく分かってないです。
飛んだ年があるので(毎回1回は行っているはず、行けばうちわは買っているはず)。

板前が
髪が伸び
痩せて
長髪茶髪パーマになって
また肉がついて

うーん。まあいいかあ、大勢に影響なし、と。
今年もクサナギさんのうちわを買います。あとなんか、その場で惹かれたもの。
ぼんやりしてんなあ。

この間実家で、舞台「剣轟天vs港カヲル」(2004)の驚愕的なうちわを、涼しげな夏の装いに貼り替えられていたのを見かけました。
母、グロテスク(ゴメン事情ありで公演を観られませんでした)なうちわを使わせていてごめんなさい。いや、あの大きさに慣れると、そこらでもらううちわがちっちゃくて物足りないんだよね。煽ぎいいのよ。実家には木村さんの世間的にかっちょいいうちわがあるはず。

引っ越し時にポスターをどうしたもんか、とっても困ったもんですが。

のんびり構えます。ああボンクラ。TBSラジオは、そんな私をそっといろいろ支えてくれます。ぼんやりでボンクラ、有難い。

今週末は、ピアニスト榊原大さんのホールコンサートです。今年の夏はパーカッションとのセッション。マリンバの大石真理恵さんが楽しみ(トークが)。わくわく。
posted by NEMUKO at 14:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月28日

SMAPコンサートチケット交換のお願い 成立しました

こちらのお願いの件ですが、交換が成立しましたので、記事を削除しました。
まー、2年に1回なもんだから激戦でしたね。東京ドームは音良くないけど(良くなってきてるけど)、距離が近くて(キャパ5万人なのに)嬉しいんです。
皆様が希望の地で楽しい時間を存分に過ごされますように。
posted by NEMUKO at 13:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

はぴばー!

いやあ、お帰りヨッパライ!

かつてのスキャンダルを逆手に取る、そんなシタタカさが素敵な、年男36歳。
いまテレビでいいともやってるんですが、また一段と黒く、髪型もかっちょよく、アラフォー(この言葉あんま好きではないが)これからすてちオヤジ道を進んでいかれるのでしょうが、

「ありえない」アイドル像をつき進んでいる、希有な存在。
たぶんね、彼24歳くらいの「草なぎ剛パパになる」の時の、強い父性に惹きつけられ続けているんだと思うわ、私は。

いい歳を重ねられますように。


久本と並ぶと、顔でけーなー(今更)
posted by NEMUKO at 12:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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