2007年02月01日

朧の森に棲む鬼

もと同僚の花火女に誘われて、うっきゃーと観て来ました。
訃報の前なので、詳しいこと覚えてなかったりするけど、4、5ヶ月振りの舞台。チケ代驚愕だけど、誘われれば行くよ。自力じゃ取れないもん。

染さまの艶やかさは言わずもがな、古田新太ってこんなにかっこよかったんだったねー、そういえば、テレビ出てる場合じゃないよ!と再認識。若い頃はこの迫力と色気と声のよさと体のキレと殺陣のかっこよさに細さも加わって、すっげえかっちょよかったんだよ(今NTT東日本で中居さんと共演中)。よくみりゃサダヲちゃんとマイラブ小須田康人さんが出演してるんじゃないか(当日確認)コスちゃんなんで年とらないの?京ちゃんの次に好きになってもーすぐ20年は経つわよ。すぐ殺されちゃったけど(を、ネタバレ)。まあ、あれだけの切符代を払っただけあってむんぬすごく豪華な金のかかった華やかな舞台でした。それより私は次回作「犬顔家の一族の陰謀」が観たい。新感線でのクドカン(ラブ)を観たい。勝地涼くんも出る。花火女はピンポイントで粟根まことさんのファンだ。チケット取って、お願い。ああ、その頃には人妻なんだわ私(あんびりーばぶるー)。

「むんぬすごく」の出典の松尾ちゃんが、キムラさんとFMVで共演している。幸せだ。松尾ちゃんもラブ。

MONOの新作が、相方の部屋の極近所で上演されるそうだが、芝居に興味ないし、こんなときだから誘えないし、それを押して観るのもなんだか。ああ、縛られていくう。
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2006年12月23日

ベニマグロ

もしくは、NEMUKOがネムコさんを観に行ったぞリターンズ。

相方が愛して止まない岩男潤子さんに、多く楽曲提供している谷山浩子さんのコンサートが区内であったので、相方と一緒に観て来た。

私は、少女時代から浩子さんのファンであり、その摩訶不思議ワールドにとっても影響を受けて育った。大島弓子さんの綿の国星もそこから好きになった。

完売御礼、当日券なし。男性客多数。
最近の曲は全然聴いていないが、私の知ってる曲が2/3はあったので、とても楽しめた。ピアノ弾き語り一本で、衰えないその歌声にうっとりした2時間、浩子さんは、マグカップで水分補給をしていた。足りたのだろうか。すんごい疑問。

そんな浩子さんが今一番好きなのが、ドラマの「のだめカンタービレ」で、(浩子さんは少女マンガマニア)マンガに忠実に作ってあることに感動してるそうで、月曜日に最終回なのが今一番悲しいことらしい。のだめのキャラとか、真澄ちゃんとか、お話や設定もそうだが、音楽がすんげくしっかりしているらしい(ぶらぼう服部隆之)。ピアノ弾きの浩子さんがいうなら本当だ。たらりんこと見ていて失敗したと思った。マンガ読み直して再放送かビデオになったらちゃんと見よ。

私は、アンコール前のラストの曲「海の時間」に感激し、アンコールで「素晴らしきベニマグロの世界」と、マニア客大うけのすんばらしいヒロコ・ワールド爆発の曲。初めて聴いたと思ったら、去年のモンティ・パイソンの企画ライブで歌ってたらしい。アルバムには入ってないみたいだ。ああ、歌詞が素晴らしすぎるのだがベニマグロラブ、大好き、ベニマグロに囲まれて暮らしたい、って歌で、歌詞ちゃんと覚えてないや…

で、ダブルアンコで、「ここにいるよ」
最近どっかで聴いたよなあ、と思ってたら、こないだ相方が貸してくれた岩男さんの谷山浩子プロデュースアルバムのラストの歌だった。相方感涙(まじで涙ぐんでた)。よかったなあ、いい曲で締めてもらって。来年はいいことあるよ。

思えば、岩男さんのコンサートの日に私が「結婚しましょ」と言ってみて。
浩子さんのコンサートの日に、相方が「結婚してください」って言ってくれて。
うむ。

夕食に、回転寿司でベニマグロを食す。今日という長い日完結。
posted by NEMUKO at 22:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

マニアックな目線

あのスイカ落とすときのガラスケース。

前のと同じものかな。
やっぱ高津装飾から借りて来たのかな。
高津装飾、学生のとき行ったことあるけど、いろんな小道具いっぱいあって楽しいよ。
posted by NEMUKO at 00:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蒲田行進曲〜城崎非情編とその他もろもろ

五ツ川のデンドロ(香典泥棒)
小夜子
ぼたん雪
お腹で腐ったタンポン
あとなんか、いろいろ、どっかのつか芝居で耳にしたエピソードが。

蒲田行進曲を6年ぶりに観るに当たって
つかぽん演出とも聞いていて
メインキャストも豪華だし
それほど心配はしていませんでした。

もちろん、ヤス役の風間くんとクサナギさんを、比べようとも思ってませんでした。



上に挙げたエピソードがてんこ盛りで
2時間半に納めるに当たり
えらいことが起こったのではないか、と。

まず

直近の1999,2000年の平成版蒲田と比べてしまいますと

銀ちゃんがヤスを可愛がっていない。
ヤスが銀ちゃんを慕っていない。
小夏がヤスにときめかない。

これでは別のお話になってしまいます。
どっちかっつうと、映画版の人間関係に近いかと。

ああ、なんかちがうな、って思ったら、
銀ちゃんとヤスの「ジュテーム」「モナムール」がない。
ヤスの部屋に小夏を連れて来る前の、「来るね来るねどんどんくるね」「行くよ行くよどんどん行くよ」のテンポ良い掛け合いがない。
ヤスがどんなに銀ちゃんのことが好きで好きでしょうがないか、が書かれていないの。

小夏はどっちかつうと松坂慶子ちっくなので、ヤスに惹かれないというキャラは成り立つと思います。

しかし筋は平成蒲田のものなので、ヤスは銀ちゃんが大好きで、小夏も好きなんだけど銀ちゃんのほうがもっと大事で、小夏はヤスに少しずつ惹かれていくとゆう流れに、一人一人の気持ちが乗っていかないのだった。
で、台詞は平成蒲田のモノだったりすると、矛盾が生じるのだ。
ぐわああああん。

シーンシーンで、6年前を思い出して、自然と涙が出てくる所もありましたが、お話がちょいと破綻してないかい、つかぽんよ。

銀ちゃんが五ツ川のデンドロ(卑しい出)だった、というのは、続編の「銀ちゃんが、逝く」のエピソードで、今回アツヒロくんのやった歌舞伎役者の中村屋を出すために入れたものだと思うけど、あんまり必要なかった気がするんだよな。
お陰で一番大切な3人の関係性が崩れちゃった。しゃべってる台詞バラバラなんだもの。

風間くんは健闘していた。声も元気だったし。
でも可愛すぎた。99年のクサナギと一つしか違わないのに、童顔と老け顔の違いかな。でも小夏とリアルキスはしていたよ。台の上に乗って(可愛い)。
銀ちゃんとの関係性が明白でないのに、小夏をいたぶるのが、初見の人には判りづらかったんではないかなあ。小夏と結婚したのに、小夏の両親は銀ちゃんのほうが好き。それが辛くて辛くてたまらない。このテンション上がるシーンがわりと抑え目だったのは、やっぱり銀ちゃん(以下略)。なので、果たしてヤスは憎しみと恐怖といろんな感情を昇華させて階段落ちに臨めたのかもよく判らなかった。

階段落ちも実にあっさりしたもんだった。
フィナーレのあとの、楽屋裏っぽいのが例の「これはお芝居でした」を象徴させていたのかな。ちょいとポイントがずれてる気がするぞ。

連れのCちゃんと、「うーむこれはどうしたものか」としばらく語った後、「当時の台本読み返そう」っつー話に落ち着きました。すんません。

してまた私の部屋にあるはずなのにないもの発見。
「つかこうへい完全台本シリーズ 蒲田行進曲〜困った本官編」
どこいったんだー。あれ読むだけで滂沱の涙なのにー!もう通販してないのにー!(引越しのときにチェックするものがまた一つ…)

つけたし

猫助が懐かしかった、あの発声、あの体のキレ。
あと、発声ベストだったのは赤塚、君だ。すげークリアボイス。さすがだつか役者。
posted by NEMUKO at 00:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月16日

遠方より友来る

遠方というほどではありませんが。

みんなの人気者、くうさんが、風間くんの蒲田行進曲を観に来京。
開演前に、青山劇場のレストランでお茶をしておしゃべりしました。

青山劇場のレストラン「アンファン」は、クサナギさんが2000年蒲田当時、「サッカーボールの入れ物に入っているお子様ランチ」を大層気に入り、ぷっすまSPで紹介していたことで知られます。
こんなの。
menu03.jpg

くうさんは、風間ファンの中で日本一(まじで)クサナギヤスを観ているおひとです。
当時、ふよふよのかみかみくんだったクサナギさんが、「あんたいったいどこにそんな力隠し持っていたのよー!」と私たちを仰天させうろたえさせ泣かせ語らせ、なにかっつーと台詞が飛び出す「蒲田病」なる言葉を生み出した、エポックメイキングな蒲田行進曲1999と2000です。

ここに一つの葛藤が生まれます。
クサナギヤスと風間ヤス、比較することなしに観る事ができるか。

「あたしホントめっちゃ心配やねん」と、くうさんは安藤美姫ちゃんのような極上のスマイルで言いますが、私には心配しているようには見えません。
風間くんも、つかぽんの手にかかっているのですから。
今頃美味しいお酒でも飲んで語っているのではないでしょうか。

そんな新生蒲田行進曲、私は来週観に行きます。

めっちゃ楽しみやねん。

おまけ。
劇場の柱のニシキ先輩が、フレディ・マーキュリーにみえたこと。

話変わって。

拙ブログを読んで下さっている方が、東京ドームのオーラスに誘って下さいました。
もう嬉しくって、緊縮財政(嘘つけ)をもっと締めてでも、と思いお話お受けしたいとお返事しました。
追い風だなあ。私は周りのみんなの力で生きていけている。感謝です。

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2006年08月11日

博士が愛した数式、に

出ていた、深津ちゃんの子供役のルート。
つぶらな瞳がどっかで見たよーな気がしたんだが
調べたら、「砂の器」の和賀ちゃんの子供時代だったよ。
ひいては去年のコンサートで、弾き語りして、「水かけご飯食べたい」っつった子だよ。
あたしゃ人の名前と顔と覚えるのが苦手な性質なんだけどね。
天才子役の匂いがするね。しかしふつーにすくすくとルートのように育って欲しいね。

DVD返しがてら、みたら、関西の深夜番組で最近DVD化された「探偵!ナイトスクープ」が。現生瀬勝久当時槍魔栗三助が道頓堀川に沈んだカーネル・サンダース(日本沈没でもおなじみの)を探す、というのを思わず借りてしまった。奇跡だ。今の関東人が当時の関西人の深夜番組を目に出来る機会があるなんて。とゆことで、MステSMAPくんたちが出るまでにブログ書き上げようと必死です。てか、このぶんじゃトリかな。明日日産には行かないですが、ご用事があるのでぜひ雨は降らないで、あ、SMAP出てきた。じゃまた!
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2006年08月10日

深田恭子「天使」

これほんとは、劇場に観に行きたかったんだよ。
でも単館上映で、夜遅い時間しかなくて行けなかったの。

電車の広告で、DVDが出たことを知って
今日、最寄のTSUTAYAで借りて来た。
去年の夏から一年眠り姫だったタンジェリン姫を起こし(タイヤに空気を入れ)
あースカートで乗れるって楽〜、と10分弱のライド。

深きょんは、まったく台詞がない。
白いふわーっとしたドレスに、ふわーっとしたリボンをむすんで
ちょっと悲しい人や、うんと悲しい人のそばにいって
キスをする、抱きしめる、手をあてる。
そうすると、その人はふわーっと少しだけ幸せになる。

ジンライムが大好きで
ジンライムを作って置いておくと、いつの間にかグラスが空になっている。
天使が飲んじゃったからだ。

ジンライムじゃないとダメなところがミソ。

全体に胸にきゅんと来る所が多くて
子役の森迫永依ちゃん(ちびまるこちゃんやった子)が歌ったり
なんにもしない天使が、ちょっとだけ首を傾けたりしただけで
壊れていたはずの私の涙腺に、何かが訴えかけてうるるるるっ、となった。
おおおおおお、これは奇跡だぞお。深きょん、何てちからをもっているんだ。

うるるるる、を何回か感じた。私、金入ったら(って現実に戻る所が下世話でいやだわ、自分)DVD、手元においておきたい、と思いました。

なんともいえず、心のやわらかい所をちょん、と突っつかれる感覚。

話は下世話に戻りますが
やさぐれてて一泊二日で「博士の愛した数式」と「フライ、ダディ、フライ」も借りてきちゃったので、急いで観ちゃわなきゃ。

私もジンライム、作って置いておこうかな。
posted by NEMUKO at 21:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月04日

『蒲田行進曲』〜城崎非情編〜

なんか変な時期にチケット発売するんだなあと思ってたら、夏休みだったのね。
今日先行発売があったので、一回分ゲットしました。
つうか、一回しか観られません。9,500円は高すぎるぞお!
まあ、前回の8,000円とか、6年前の値段だからか、芝居のチケ代高騰しすぎ。

それよりなにより。
つかぽんがよみがえった。
つかぽんが、つかぽんが、つかぽんが、演出をとることになったのだああ!
叫んだ甲斐があったというもんだ。
すっかり引退か、なんて悲しんでいたのに。

風間くんに、あふれる愛を与えてください。
9月楽しみにしています。

大阪ドームに行かれる方は、楽しんできて下さい。(おおう、また被った)
posted by NEMUKO at 18:40| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月30日

@最前列「日本沈没」

今日は相方を誘っての日本沈没鑑賞だった。
「あたしは好きだし、結構ヒットしてるけど、一部にはめっちゃ評判悪いからそのつもりで」と一言添える。(だって目の前でダメ出しくらったらめちゃつらいじゃん)
日ごろ忙しいので土日出勤の代休で、今週4連休となった相方だが
私が一昨日昨日と用事が入っていたので会えなかったわけで。
時間に余裕を見て開始45分前に渋谷のシネフロント前で待ち合わせるも
残席少、のせんない文字が。お二人様だと最前列しか残っていないと言う。
うわぁ、きっつそー。

映画終了、気持ち的に思ったほどきつくはなかったけど、館内乾燥していて目がしょぼしょぼで疲れた。やっぱりな。
相方の感想、「なんの前知識も入れてなかったけど面白かったよ」と一安心。たださらっと「N2爆弾って、エヴァじゃん」って…樋口監督、判る人にはばれていますよ。庵野監督も、エヴァの監督(名前失念)も画面にちゃんと判別していた。さすがだ、つうか相方、ガンダムとエヴァ好きなんだよね、他にディープで付いていけないものにはまってないよね。って私がゆうのも何なんですけど。

そのあと、こないだ私が日曜の昼間っぱらから酔っ払った目黒のイギリスパブでお食事。ただ、冬に行ったときすんごく美味しくて、楽しみにしていたチキンのフリカッセなるディッシュがメニューから消えていた…なんで?ビーフならともかくチキンなのに…その代わりのシェパーズ・パイ(ひき肉の上にマッシュポテトを乗っけて焼いたパイ)ががっつり美味くて、ミニサイズ頼んだんだけど、今度行ったらフルサイズを頼もうと決めました。(ダイエットでしょー、今度いつ行く気ー?)
で、相方から、再来週の彼の地元の花火大会に誘われてしまった。
てか、私、ご両親にご挨拶するの?そんな急に?
やだー、何着てく?おみやげ何にする?美容院行かなきゃー。

日産スタジアム参加の皆様、楽しんできて下さい。
posted by NEMUKO at 22:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

突然ですが

映画の感想、まとめて書けよ。

オープンファスナーって、堅いっすよね。
そのジャケットをデラさんは美咲に着せるためにひきちぎりましたよね。
それを玲子は直して、渡しに行きましたよね。

堅いんすよ。
で、多分ミシンなんかないすよ。
で、多分オレンジ色の糸なんか持ってないすよ。
手元にあるのは、黒のダルマの手縫い糸だったりするすよ。
いっしょけんめ縫おうと思っても、堅いから縫えないのよ。
でも、直したいからいっしょけんめ縫うのよ。
そのジャケットを、デラさんは纏って、わだつみ2000に乗り込むのですよ。



泣けるよね。


でも泣けないんだ私、悔しいよ。泣けない自分が悔しいよ。
どうにかならないものかなあ。
posted by NEMUKO at 20:45| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

中村勘三郎襲名公演の感激

ちょっと前に実家から帰ってきて、シャワー浴びて落ち着きましたん。
で、いろいろ仕掛けて行った割に、スマスマ録りっぱぐれていたと言うオチ。(実家で仕掛けてきたが、今度帰るのはいつの日か)

まあ、なんと贅沢なことよ、地元まで来てくれるなんて。
妹が頑張って並んで取ってくれたこの公演。地方巡業で7月と9月で東西と廻るそうで。それも演目が「義経千本桜」
何がすごいって、今回うちの父(難病で寝たきり)を口説き落として一緒に行った事です。車椅子に人工呼吸器と痰の吸引器を載せ、介護タクシーに送迎してもらい。だって母もすごく観たかったんだもの。車椅子席は前方出入り口近くの特等エリア。偶然にも母の友達も数人いらしていて、久しぶりに会えたのもよろしかった。

歌舞伎の方は、イヤホンガイドあると断然判りやすい。期待していた桜の花ぶわー、はなかったのだが(そのうちの一部だと思われる「木の実」「小金吾討死」「すし屋」)勘太郎くんが怪我で降板の代役に、2役に挑んだ七之助くん。お父さんはいわずもがなだけど、七之助くん初めて生で観て、すごく良かったんだ。2幕目が娘役で、むんぬすごく愛らしい、線も細いし、勘三郎は勘九郎時代松尾ちゃん舞台で、勘太郎くんは野田舞台で、それぞれ普通のお芝居で生を観ていたのですが、七之助くん歌舞伎で初がいちばん感激でした。
パンフは実家に渡しちゃったけど、きっちり読みたい程字でいっぱい(笑)。

しかしなあ、襲名口上聞いちゃったよ。中村屋かっけーよ。また行きたいよ。
「義経千本桜」ちゃんと調べてみようっと。
posted by NEMUKO at 23:35| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

つかぽんよぉ〜〜〜〜〜〜!!!!

蒲田行進曲、完全版を演出するのはあなたでしょう!

今朝テレビのある部屋でワイドショー(殆ど外した)コンタクト入れてない目で見ちゃ寝、見ちゃ寝してたのですが、とうとう出ましたつかこうへいダブルス(演目はいっこだけど)蒲田行進曲情報。完全版と気ちゃあ観るっかないぜ、とつかHPに予告が載った段階から息巻いておりましたが。

銀ちゃん ニシキ先輩
ヤス   風間俊介くん
小夏   オーディション中

ここまではよかった。

しかし製作がRUP。
演出が岡村俊一氏になるという。(藤谷美和子のだんな)

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

一気にテンションが落ちたずら。
台本読んだだけで目が宇宙人になるくらい泣いたのに。

やっぱここは、つかさんで行って欲しかった。



寂しいなあ。
posted by NEMUKO at 12:27| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

全部で5兎を追ったら2兎ゲット

世の中そうそう上手くいかないものだ。
渋谷の中央郵便局に夕方飛び込んだら、ATMは現金を受け付けてくれなかった(泣)。
帰りにビックカメラでDVD-RとMDを買ってこようと思ってたのに、ショックのあまり忘れてたことを今朝思い出した。ぐうう…いつどこで買おう。

さて2回目の観劇となった「ヴァージニア・ウルフ」ですが、今回お誘い頂いたのがこれまた「きゃー!」なリングサイド長椅子近辺。どうしよどうしよ、と始まる前からドキドキするはミーハーなファン心理。許して。

しかし、良席から見ると同じ芝居でも深みを増す、っていうのか、演出のせいなのか、もう椅子に縛り付けられたかのように身動きが出来なかった3時間。トイレにも立てなんだ。
まず頭からお尻まで、体力あるなーこの中年夫婦、っておもうのはしのぶちゃんと段ちゃんじゃなくて、マーサとジョージ。よっく飲むなあ、と思うのもマーサとジョージ。もう入り込んじゃって役者の凄さは別物(というのも失礼な話だが)あの回り盆の上にいたのは、紛れもなくいろいろなものを背負い込んで相手を罵倒するしかない、または翻弄されまくって傷つけられる2組の夫婦、それだけだ。
それだけ、が凄すぎて、私はDVD途中リタイヤしてしまったのだが、劇場でそれは出来ない。夕べゆっくり寝てきたので良かったが、体力が足りなかったら体が拒否反応しそうな、ちょっと芝居にーなんて軽いノリで観る芝居では決してなかった。そこでやっと振り返られる、やっぱすごいな、しのぶちゃん、段ちゃん、ごろちゃん、りえちゃんの役者の面々。

ニックの「奥様とアツアツ」(だっけ)がアングルがアングルだけにすごかったでした。(結局触れずに終われないわけ?)
あとなー、ジョージがにくったらしくて、もう。

でも
ラストシーンが、すっごく好きなのです。

"Who's afraid of Virginia Woolf? Virginia Woolf? Virginia Woolf"
"I am, George. I am..."
posted by NEMUKO at 09:21| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月11日

ヴァージニアウルフなんかこわくない?そのいち

吾郎ファンTさんのご好意により、土曜日マチネを見てまいりました。
なんつうか、罵り合いの作品というイメージが強く(DVDは途中リタイア)
笑いの絶えない一幕にちょっとした違和感を覚えたりしました。

大竹しのぶはいつものしのぶちゃんで、いっちゃえー、それそれーって感じで。
段ちゃんはもう他のキャストを手のひらで転がすような達者ぶり、アンド意地悪っぷり。
ともさかちゃんは、すっげー昔に学生演劇で観たときに「あたまのよわいこ」と感じていた役を、それほど品を崩さず可愛らしく演じていたと思いまして、(役名ハネーじゃなくてハニーだろ、と突っ込んどく)
我らが吾郎さんは、ソリッドさを失わず、目立たずでしゃばらずだが、このやりたい放題の連中の土台を抑えている、そんな感じでした。

で、実家に帰っていたので、自室(納戸)を掘って、地層の一番下から見つけ出したぜ、ペンギンブックスの原書「Who's afraid of Virginia Woolf?」
ページ端が茶けちゃって、傷みが凄いが社会人になってから買った本だった。それだけ学生のときに(3年のときだったかな)観た芝居がインパクト強かったってことかなあ。今の私より数段できる奴だったな、20代の私。

「ヴァージニアウルフなんてこわくなーい、こわくなーい、こわくなーい」
メロディが、3匹の子豚から来てるとしたら違うと思うんだけど、(その、昔に観た奴はそうだった)映画と一緒でしたね。
昔こどもの英会話の先生やってた頃の、レッスン最後の「グッバイ・ソング」とメロディが同じでなんか反応しちゃった。
あー全部むかしむかしむかし。

そのに、は来週見てから細かいこと書いてみようと思います(よっ、初の予告!)
posted by NEMUKO at 23:29| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月03日

嫌われ松子の一生

原作を読んだのがちょうど一年前で、ロンドンに向かう飛行機の中、えれえ話だなあ、というのが大まかな感想で、
映画化が決まって、中島監督で、テレビCMで流れるのがポップなミュージカル調であるのが、へ?って感じで受け入れられなくて。

今日見に行ってきました。
中谷美紀の女優魂にすごいものを見出しました。
人間の愚かな部分を書き出してみて、それがイトオシイというのは、映画やお話のの中の話であって、普段の生活が愚かだったらそれイコールダメ人間じゃん、っつうのは感じたんですが(最近ね、復帰してから。仕方ねえべ)、中谷さんの愛されたいビームにやられました。ちょっとしたはずみで転がり落ちる人生、で、あっという間に持ち直す人生、全ては相手の男次第、これがおんなのじんせいなのだろうか。それも幸せかもしれない、でも殴られるのなんか絶対やだよな。
それでも松子は幸せだ。何でだろう、殴られて蹴られて。
松子は人を信じるちからがつよかったからじゃないだろうか。

隣の若い男の子(彼女連れ)がぐしぐし泣いていました。私は涙枯渇状態が続いているので泣けませんでしたが、すっげー大作だったと思います。
人ひとりの人生を描ききっているのだから、しかも松子おばさん晩年内海くんのファンになったというエピソードが(ネタバレ)、私の持論「今の女性は遅かれ早かれいずれ必ず一度はジャニーズの洗礼を受ける」を踏襲してくださって。松子おばさんありがとう。

しあわせになりたいな。どんなかたちでもいいから。
そう思う映画でした。もう一度中谷美紀に拍手。
posted by NEMUKO at 21:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月30日

これは観たいかも

ケラさんって、ほんとにいろんな人とお仕事するのね。
福島三郎さん(泪目銀座主催、元東京サンシャインボーイズ)作の芝居の演出するって。
三郎さんの芝居ってほろりと人情系なんだよ、え?

さあ、ごろちゃんのドラマが始まっちゃった、観るかなっ(寝るんじゃなかったの?)
posted by NEMUKO at 22:02| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

チョコレート色のTシャツたち

鼻風邪ひいてしまいましたが、猫のおしっこ話といっしょにしてはあまりに失礼、私たちの後輩の頑張りの集大成。Model Production 2006 "Golden Tickets"。

まず、場所が世田谷。抽選が激戦の小屋見事ゲット。すばらしい。
タイムリーな脚本、チャーリーとチョコレート工場。映画はおととし辺りでも、こっちはオリジナルだ。10年以上前に見たが、再び見れて嬉しい。すばらしい。
キャストの英語が素晴らしい、スタッフの心意気がすばらしい、若いってほんとにすばらしい。
若者たちはおそろいのチョコレートカラーのTシャツを着て、あっちこっちはしり回って頑張っていたのでした。可愛かった。いとおしかった。知ってる子がいたら抱きしめていたわ。

そして鼻風邪で、同窓会に参加しました。懐かしい人に10何年ぶりにご挨拶できたりして、名前はともかく顔は覚えてもらっていたみたいで、人生は途切れていないのだなあと再確認。今年の若者の中には(英語ミュージカルなのだ)、キャストに作曲担当のタケカワユキヒデ氏の3女が参加していて(すっげーファンキーな歌い方する子だった、お母さんそっくりの子。)時の流れをひしと感じた。ジェネラルディレクター、奈良橋陽子さんの娘、演出のリエナ(旧姓野村)も、私たちが参加したときには小学生だったのに、いまや立派なお母さんの後継者として成長している。兄ちゃんのジェニカ(野村祐人)は映画公開を控え、母子3ショットもまぶしかった。タケカワ氏と娘さんとのセッションとか(一応英語劇サークルなので、彼も英語を話したのだが、歌うのは死ぬほど聞いているが英語をしゃべるタケカワ氏は片手で数えるほどである。貴重な体験をした)寺泉憲氏、今井雅之氏、中村雅俊氏などのスピーチを押し頂く(っつうか、しっかり携帯カメラ構えてたのだが(写り最悪の))

帰り際、風邪の戻りと人あたりで頭ふわんふわん、あの空間にいられたことが私の人生の宝物だな、とあれから20年経った所で決着付けた感じになりました。チョコレート色のTシャツを着た子たちはもうそれぞれの道を歩んでいるでしょうが、20年後に彼らの想いがおんなじであって欲しいな、とちょっとだけ思った初夏の一日でした。
posted by NEMUKO at 22:47| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(2) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月30日

立食師列伝

この間の「ナイスの森」罰ゲーム?連れの観たかった「立食師列伝」観て来ました。
自由席だからとちょっと油断して下でお茶していたら、むんぬすごく客の列が長く伸びていてちょっとびっくり。マニア向けな映画と思っていたら、渋谷にマニアが集結していた模様、連休初日。

感じとしては、ひらひらした二次元アニメ(全編CG)が、モンティ・パイソン時代のテリー・ギリアムが「フード・ファイト」を作ってみたぞ、っていう。(飽くまで個人的な感想)小難しい論文調なナレーションが延々続くなか、「食らう」という生命維持行為を考え直す(つうか観てて単にお腹が空いていた)予告で見たお気楽作品ではなかったです。要は食い逃げをいかに美化、正当化するか。
カレー屋を襲う限りなくインド人にしか見えないインド人っぽい人の発する「チュカラ」(中辛)がみょーに耳について離れません。

帰りに手羽先の「鳥良」でごはんしたんですが、名物手羽先の甘口中辛大辛で、「チュカラ?」と受けてしまいました。

帰って2ちゃん見たんだけど、テリGのアニメ、って感想があっておお、ハズレではない、と認識。CGがなかった40年近く昔のテリGの手腕ってしゅごかったのねー。牛丼やハンバーガー食い尽くすあたりがフード・ファイト。連れがこのドラマ知ってるかどうか聞かなかったけど、知らなかったらDVDに焼いたやつ押し付けてやろうと画策中。バカ万歳。

「日本沈没」前売り券ゲット。リストバンドは微妙。東京沈没のチラシを手に。
来月は「嫌われ松子の一生」公開。あー、チラシだけでわくわくする。
posted by NEMUKO at 00:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

プロデューサーズ

今日は水曜レディースデー。歌舞伎町の映画館でお昼の回に観て来ました。
ギリギリに入ると年配と思しき男性もちらほら。平日なのですきすきでした。真ん中に集中状態。でも終映後「面白かったあ」の声多し。若いお嬢さん。

あー、やっぱこうゆう娯楽作品は楽しいわあー。
監督が舞台の振り付け&メル・ブルックスの片腕スーザン・ストローマンつうことで、舞台のイメージを壊すことなく、イメージが広がった素敵な映画になっていました。
マシュー・ブロデリック(レオ)が可愛い。今このコンビがブロードウェイで「おかしな二人」やってると思うといてもたってもお尻がむずむず。
冒頭の「キング・オブ・ブロードウェイ」のカットがもったいなかったなあ。早口でまくし立てる、マックスのガツンと見せ場のひとつなのに。
ユマ・サーマンのスウェーデン娘ウーラも可愛かった。唄はもちょっとだったけど。キル・ビルは恐くて見てないので変な先入観なく見れて良かった。180センチあるのね。
今からDVDが待ち遠しくてたまらないです。特典映像目的。
昨年ロンドンで見てから帰国後、廃盤なのに奇跡的に入手できた68年のプロデューサーズも観返したいと思います。メル・ブルックス万歳!

食事はジャガイモと豚の鍋、カムジャンタンが売りのお店に。
楽しい映画を観てきた後で、人生はそう簡単にいかないようで。
自分の道を探索する友と、無理は禁物てけてけで、な私。
同じ就職支援会社に籍を置くのだが、コンサルタントによって扱いが違ってくるのも事実。チヂミつっつきながら、人生を語ったですよ。
神様が分相応な幸せとそれをゲットするためのちょっとした苦労を用意してくれていると思って。「頑張ってね」じゃなくて「頑張ろうね」で別れた。
頑張る人にはそれなりの、しあわせが待っていると信じたいお年頃。
「まーだまだ青いわね」とか言われそうだけどー。

そんな週半ばの一日でした。ハイル!マイセルフ!(へへっ)
posted by NEMUKO at 22:12| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

ナイスの森

ふう、とんだ恥かいた(焦ってたの、お願い忘れて)精進します。

おととし、「茶の味」が面白かったから、石井監督の次回作をずーっと楽しみに待っていて、公開が決まったので勢いで前売り券を買ってしまった。また勢いでメイキングのDVDも借りてきてしまった。
ショートショートの寄せ集めの面白さの塊りーみたいな映画らしいけど、誘う相手が引いたらどうしようかな…つうのもあり。茶の味でサチコ役をやった女の子がまた出てて、とっても可愛い。
あと衝撃的だったのが、SSFで剛のオムニバス撮った三木俊一郎さんって、ぼっちゃん刈りだったよね。



スキンヘッドになっていた…



「山よ」のDVDも借りて、頭の中山は生きているだらけなんだけど、轟一騎さんって、南キャンの山ちゃんに似てるよねー実際はヅラなんだけど。
posted by NEMUKO at 22:19| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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