2013年12月21日

榊原大 Christmas Concert 2013

ご無沙汰しております。

つーわけで、ブログを放置しましたごめんなさい。
今年は非常に波乱万丈な一年でありました。
あっつーまに12月しかも毎年恒例品川参り。

改めまして。
私は、振り返ればそうさな、ピアニスト榊原大さんの20年来のファンの一人であります。

社会人一年目の年末、すっかりやさぐれた気持ちで住み慣れた実家で紅白を観る年越しで
西田敏行さん司会の回でしたな。
その年の目玉の一つである、初のインストルメンタルバンド、G-クレフ。
ヴァイオリンを持って走りながら演奏する若者に目を奪われまして
そのまんまのテンションで夏に中野サンプラザに向かい、冬にその公演のビデオを購入し
大ちゃんのピアノに関しては「走らないで座って演奏して楽しているから」という理由でラップを担当してた、くらいの認識で
聴き続けたけれど、芸術的レヴェルが違いすぎたのか、彼らの音楽は私たちをとうに追い抜いて。
(でもクライズラーアンドカンパニーは売れ続けた、と)

時は流れ2005年。会社を辞めて隠遁生活を送っていたとき
朝の爽やかなえねちけから流れるオーケストラと、「音楽 榊原大」のクレジット。
再開した元カレが、実はむんぬすごく包容力を持っていたことに気づいた的な魅力に落ちて
山野楽器のインストアライブに足を運んで、フォールインラブアゲイン。
自由自在なプレイと、B型なる奔放さを感じさせるトークと、握手してもらった、暖かくて大きな手。

まあ長い前置き的な。

12月19日 品川グローリアチャペルにて
弦カルテットとパーカッションとのセッション。実に豪華なコンサートでした。

何度繰り返したところで、凡人には表現しきれない上質な音楽を
今年も届けてもらいました。
セレブ四重奏楽団から、ヴァイオリン真部裕さんと室屋光一郎さん
ヴィオラに紅一点の綺麗どころ島岡智子さんとチェロの実力派伊藤ハルトシさん
締めにベテランパーカッション石川智さん

やんちゃだった彼が、すっかり大人になって
でも、俺はカッコイイ、って自分でわかってるでしょきみ、みたいな
いうなれば木村拓哉的な空気をもっているにも関わらず
気さくなそこらへんの兄ちゃんにみたいな語り口がまた魅力だったりする
やっぱりB型のなせる技なのか
傑作「蜜」の渾身プレイを遂げた後で、破顔で「うれしい」ってあなた…
またこの曲が大人っぽいというかえろいっていうかまあ奥さん。

クライマックスに「El-do-ra-do」
明るい兆し「The Promissing sign」
恒例の出し物、今年はシスターになってゴスペルコーラス。
仮装してなお素な表情に戻ってしまった大ちゃんに笑いをこらえきれず。
一流のミュージシャンが一般人の宴会芸レベルで披露してくれるこのコーナーがなによりも楽しみです。

ってか。
ライブほど素敵なショウはない。って
毎日やってくれたらいいのにな、って思っていたら
「来年は、榊原大名義のライブをもっとやりたいと思います」との自ら所信表明。
来年は順当に行くとすまっぴさんのライブの年ではないですか。
かぶったらどうしよう、という取らぬ狸のなんとやらは考えずに
頑張ったらご褒美、の目の前のニンジンと思って
欲を張らずに日々を頑張りたいと思います。
お仕事も、精進します。
大ちゃんの笑顔と、神の与えし才のところのプレイをこの目でまた観られることができるよう

全てに、感謝します。
posted by NEMUKO at 01:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 榊原大 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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