トマパイの初の、そして最後のワンマンライブ。
超激戦で、常連でも取れなかった方が多かったというチケット、取ってしまいまして。
西麻布にあるクラブ、ELEVENにのこのこと行ってまいりました。
俗にいう、散開を機に寄ってきた「ニワカ」の1人であり、しかも中年女性おひとりさま。
う き ま し た。
入場待ちまで、超場違い感でどきどきしてしまいました。
そして気付く。今日はスタンディングで、周りは男性ファンしかいない。
私の身長は153cm(伸び損ねた)。
所謂「埋もれ」状態になって、ステージなんか観られないんじゃないか…
先に気付くべきでしたwwwそして見事に埋もれる。
WADAちゃんのお団子ヘアの先っぽしか観えないwww
運が良ければお顔がちょっと垣間見える。そんな状況で
キラキラと舞う小さな星々が観えた気がしました。
ダンスも観たかった(横にあるモニターすらちょっとしか観えなかった)、けど
入り口でサイリウムが渡されました。
ファン有志による企画とかで、「この先もう見ることがないかもしれないサイリウムの海を、ガールズに見せてあげましょう」という企画意図が書かれたメモが付いていました。
普段ドーム5万人規模のペンライトの海を見慣れてしまった、すれっからしちまったこの身に、きゅうと迫るものがあり。
夏にアルバムを購入して、ヘビロテに次ぐヘビロテを繰り返し
ガールズに突然こんなにも心を持っていかれたのは、私の中の「おっさん成分」がなせる業ではなく
「少女の中古成分」がそうさせたんだ、と思っています。
こんなに可愛い女の子の世界、かつて経験したかもしれないふんわりとした世界
彼女たちが、私が昔憧れていたガーリー感を観せてくれたんだろうなあ、と。
何分ライブは最初で最後でしたが、世の中便利になったもので、
YouTubeとかUSTREAMとかで、今までのライブ映像が観られたりする。
今月頭の恒例イベント"PS2U"のライブが、散開宣言後初で、最後になったんですが
急に洗練されて、ダンスも歌も惹き付けるものがあったように観えたんです。
今日の公演がその骨頂だったんじゃないかなあ。何分ニワカなので(だって観えなかったんだもん)。
アイドル戦国時代において「戦わないアイドル」が本当に戦わなくなってしまって
それはそれで、伝説のアイドルになったんでしょう。
本当に本当に、可愛くて、キラキラしていて
もうガールズとしての新たな面は観ることは出来ないけれど、ひとりひとり新たな道をゆく。
「キャプテンは君だ!」とアンコール「旅立ちトランスファー」でお別れ。
HINAちゃん、YUIちゃん、WADAちゃん。そしてジェーン・スーさん。夢をありがとう。
そしてこの公演のDVD化を発表してくれて、心から本当に小躍りしたいくらい喜んでおります。
よかったらご一聴ください。PS4U