まあなんだけど私、隣のホテルで披露宴を挙げましたのな。
品川に母校があるので、そこの小チャペルで式を挙げましたのな。
なので、品川教会にお世話にはなりませんでしたのだな。キャパでかいし。
大ちゃんにフォーリンラブして、明けてその年初のライブがこんな感じでして
その時にバンマスによって命名された「セレブ弦楽四重奏団」が、今年4年ぶりに集まってくれました。
いやあ
品が上、と書いて上品。
質が上、と書いて上質。
雅が優れる、と書いて優雅。などなど。
榊原大さん、御年45、不惑も半ば。
20代の頃はエリートのやんちゃ、な感じの音楽を繰り出しておられましたが(ラップとかやっちゃって)
震災を境に「アッパーな曲が書けなくなった」との告白の後、その音楽は一層深み重みを増した、大人の演奏になられました。
つうかさあ、そのおぐし!
ふっさふさで、ばりばりブローされたてのチャッパ(え、使わないこの言葉?そうなの?)に
白Tノーカラーのジャケットに黒皮パンという。どこぞのTK氏とそう変わらない出で立ち。
変わらない細身。「ちょっと太らないと、俺ガリガリのジジイになるよ」って。なって下さいよ、ぜひ!
セレ弦の方々の演奏も一層こもったものになって。うまーい!じょーずー!ここちいーい!
ヴァイオリン真部裕さんと藤堂昌彦さんは、いきものがかりのバックで全国回っておられたそうだし
真部さんは、泣く子も黙りこくって何も言えない今年のクサナギツヨシの「唐獅子ぼーたーんー♪」の弦担当であられたし、
ヴィオラ室谷光一郎さん(大先生の肩書が取れた)も、チェロ田井智紀さんも、独特な演奏スタイルで疾走する、素晴らしいカルテットでした。
とくに、一緒に行った友人エリザベス(仮名)は、坊主頭のチェリスト田井さんに興味を丸ごと持っていかれたみたいで。
田井さんは「23区内なら自転車でチェロを担いでどこへも移動する」ことで名を馳せてましたが、2台続けてトンチャリの目にあってしまったそうで…ひでえや、しかもママチャリ…スタジオへの移動手段という、ミュージシャンの生命線を左右すんなって話で。
クリスマスコンサートなので、チャペルで、ツリーで、ピアノがセンター(いつもは上手)で、大ちゃんが「俺が自腹で検索して用意した」白い譜面台で、照明とかビジュアルも綺麗でした。
クリスマスソングメドレーで「恋人たちのクリスマス」のイントロ(ちゃちゃちゃちゃちゃちゃ…以前にもやったので割愛)も生演奏で聴けてすごい満足。
大ちゃんの品川チャペルの冬コンサートというとアンコールの出し物で有名ですが。
私の覚えている限り、ハンドベル、リコーダー。に次いで
今回用意されたのは「ハープ」でした。
ハープを弾く女性にはひとつのイメージがー♪(三谷幸喜「オケピ!」より)
いつぞやクサナギさんが背負った天使の羽と、天使の輪っかを頭につけた妙齢のアイドルでも何でもないミュージシャンが、恐る恐るな感じで自分の守備範囲外のハープの合奏。
芸大出、主席だろうが除籍だろうが、このアマチュア感がたまんないんです。
楽しかったー。
最近終演後の舞台写真撮らせてくれなくなってつまんなーい。
エリザベスと、近所の駅だと遅くなるから、と品川でイタリアンバルでちょっとつまむつもりが
話が盛り上がり、ひいては腰が重くなり。
気付いたら最寄駅からの終バスに間に合わずタクるはめに…ここにきて、4時間プラス規制退場のすまっぴライブを越してしまうことになるとわ。
ベスはいい奥さんなので、朝5時半に起きてお弁当を作るそうです。今日辛かったでしょう。ごめんねえ!!!!!
挟み込みチラシの情報から、来年3月のチェロ柏木広樹、ピアノ榊原大、ヴァイオリンNAOTO各氏のチャリティーコンサートの開催を知り、あんまりいい席ではないけれど今日押えました。まあ美味しいモノを目の前にぶら下げて来年も頑張ろうと。
その頃次の職はまったくあてがないし、何を考えているのかは判らないけどねえ…
コンサートの幕開けは、弦オンリーでNHK朝ドラ「ファイト」のサウンドトラックから「疾走」続いて「ファイト・メインテーマ」でした。
大ちゃんなりの執行猶予明け酒井法子頑張れ記念だったそうです(笑)。
そらそーだわなー、自分の仕事汚されたんだもんなー、仕事当時、大学同期の葉加瀬氏に「いーなーのりぴーと会ったの会ったの?」言われたそうでしたしなー。
音楽も演劇も、今年はライブ的にはとってもとっても恵まれた年でした。
大ちゃんで締め、と思っていたところで、まさかのガールズユニット(しつこげ)トマトゥンパインの散開宣言。
チケットとれちゃったので(激戦のところごめんなさいニワカでしかもおばちゃんで)29日散開ワンマンライブに西麻布に詣でます。
WADAちゃんが可愛いんだもん。娘でもおかしくない年齢なんですけど…