2012年01月17日

モンティ・パイソンのスパマロット(ややネタバレ)

僕らは円卓の騎士、ジャムとかハムとか、スパムもいっぱい食べるよっ♪
SPAM a lot から スパマロット つう。

モンティ・パイソンの映画「ホーリー・グレイル」から、愛を込められパクられた(パンフより)ミュージカル。ブロードウェイで絶賛されたのを聞いてサントラ買ったのが2005年なので、想いは7年越しだったりします。「ホーリー・グレイル」を観る機会がなかなかなく、DVDを入手したのは何年前かなあ。イギリス映画史上ベスト10に入るコメディと言われますが、放り投げられて終わるので、やはり英国史を知らない日本人としては「へ?」となったわけで。面白いんですけど(TV版が好き派)。

ざっくりと、主人公であるイングランドの王、アーサー王が神のお告げを受け、円卓の騎士を集めて、聖杯を探す旅に出る、というおはなしですが。

映画版アーサー王、グレアム・チャップマン(パイソンメンバー・故人)
ブロードウェイ初演、ティム・カリー(ロッキー・ホラー・ショーの怪優で有名)
日本版、ユースケ・サンタマリア(ぷっすま「つよしぃ!」で有名)

そもそも、アーサー王と円卓の騎士達は、真剣に聖杯を探す気があったのか?
えー、よくわっかんなーい、って感じの

ゆっるーい
だいばくしょうー、な
休憩挟んで3時間近いミュージカルでした。

観に行ったのは日曜日の15日でしたが、なぜ今日が17日なのか。
感想に悩んでいたわけではありませんwww3歳の甥っ子が泊まりで遊びに来ていたので甥っ子接待でして。

脚本はパイソンメンバーのエリック・アイドルで、日本語版制作発表の時には初来日で(つうか、来日したことなかったんだ・マイケルはドジョウ鍋を食したというのに)、宣伝して帰ってらっさいました。筋はモノホンのトニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカルでした。
なので間違いはないはずです。面白くて、げらげら笑ったし、日本語版脚本が、おもしれえと評判なドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」の、福田雄一氏で旬どころだったりしたし。

で、なんで笑ったんだっけ。

イングランド王がフランス人の城の門兵から「やーいやーい、おまえのかーちゃん、でーべーそー!」的にくっそみそに揶揄られる台詞とか(実際見せ場)、勢いとか、予測不能の動きとかで笑ったわけで。
感想、あー、面白かったねー、さーて夕ご飯は何にしようかな、みたいな。
それが初演から今まで評価されたポイントだったんだろうなあ、と、敢えて素直に。

お勧めです!(by宇多丸・TBSれいでぃーおー)

過去の主人公アーサー王が、ビッグネームで来ていたところで、ユースケですか?
いやユースケ好きですよ、大好きですよ、でもなんでアーサー王なの?
だって開幕してからユースケの評判全然出てこないじゃん。

出てきませんねー。だって存在感ありませんでしたから。
むしろ、存在感がない演出だったんではないかなあ、と。
というのは、むんぬすっごく強力な「池田成志」と「皆川猿時」が脇を固めていたから。
成志は成志以上でも以下でもないので(今年50さい)、舞台で輝かないはずがなく
カヲルさん(皆川さん)は「11人もいる!」のダイナミックパパで知られるように、95kg(申請)の体格で存在感を余すことなく披露し
台詞は今現在の日本を表現してやまないし、ネタもしかり(95kgにのされて「漬物の気持ちが判るかー」とか)。
だから、受けるんだよねー。

ブロードウェイやウエストエンドでミュージカルを楽しむ日本人ツーリストとは違って
日本語の出来るイギリス人が観ても、困惑してしまうだろう舞台だったんではないかと。

なので、日本人(それも若い子)には、「お勧めです!」
40年くらい前に映画だったのが、こんなに面白いミュージカルになったんだよ、「お勧めです!」
スパムって、安ハムの代名詞だったんだよ、「お勧めです!」

て感じでしょうか。楽しかったし、期待を裏切られた感も全然ない。
ただただ

2005年のブロードウェイを観たかったなあ…

英語の勉強をしよう。
生まれ変わったら、イギリス人になろう。
桃を食べよう(だから古い人間なんだって)。
posted by NEMUKO at 18:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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