壁面のパネルを作っていた時には気付いていなかったが
完成して開店して客が押し寄せた時、この店は、私の衣食住の「衣」の感覚を完全崩壊した。
おようふくは、ほとんどが1000円未満の3ケタ。
靴、バッグ、大規模店の証の寝具も置いてある。この夏さわやかな夜を迎えるためのふぁいばーどらい(京都西川とのコラボだから品はいいはず)の敷パッドがむんぬすごく売れた。休み時間を利用して個人的に買った。やった勝った気持ちだった。
しかしながら
4日間のオープニングセール中、3日稼働可能日をいれてしまったので
一日立ち仕事10時間をなぎ倒したら
日曜日、午前中眠りこんだ(まああっていい)あと、昼ごはん用意後、また寝込んだ(おやお疲れ様)。
肌寒くてお布団をかけて床で寝ていたら、短い間に5回くらい、いわゆる金縛りの状態に陥って、すげえ恐かった(体にのしかかってくる、猫のサチコくらいの重さではあるが、半寝ぼけ状態だと超恐い)。
体は資本なのだ。なくてはならない。
医者に行ってお薬もらって今日午前中寝ていたら、多少楽になりました。
これはこれそれはそれ。
価値観の崩壊に、私は私なりにどうやって決着をつけるのか。
ゆにくろで買った服がばっちり他人と被って「やだこの服外に着ていけない」と思って、オリジナルの手縫いのおよふくを、と手持ちたっぷりの生地とソーイング本とをみてあれをこれにしてー、と楽しみだったのが強迫観念をもってこちらにいらした。
今の中学生の家庭科では、被服は作る方より、買った洋服をどうコーディネートするか、に力が入っているとのこと(テレビで観た)。
そーすると、幼き頃母の手作りのワンピースでご満悦だった幼児は、影響で服を縫うようになったが、もし子供がいたらそのあたりも気になったりするんだろうなあ。今の子供服は超絶安くて可愛い。とっかえひっかえが可能。
バイトの若い子も高校生大学生。
約10年年上の知り合いが「着るものに困っちゃうのよねー」と言っていたのがついこの間の気が。
私は20歳の子と一緒の服を着ていた(チュニックは楽なんだ)。
はたして私がシニアになったら、どんな服を着るんだろうなあ。頑張って痩せてしゅっとして、茅木真知子さんや月居良子さんのデザインのおよふく着ていたいな。自分で作った自己満足で。