この先なにがどうまっているのか判りません。被災地の方々に、ほんの一瞬でもいいから、楽で安堵出来る瞬間があってほしいと、祈っております。
そんな私は実際は籠の鳥で、情報を遮断された空間でせっせこせっせことPCワーク(以下野麦峠)で時間はがっつり賃金ちんまりと労働しているので、世の動きがよくわかりません。
これは本当によくないことだ。都知事選はどうすればいいんだ。投票したい人が誰もいねえぞ、的な。
で、ふと気付く。
すまっぴさんが20周年だって、今年だよなあ。
10周年の時は、9・11の年だったよなあ。
蒲田行進曲再演が終わって、腑抜けていたらメッセンジャーのDVD出て、初めてソフトとしてDVDを買ったなあ。PS2も速攻で定価で買って。無駄に金持ってた(比現在)(涙)(号泣)。
って、私、当時メモライズという日記サイトでぐーだぐーだ寝言を言い始めてから(リアルに寝言魔・言霊って怖いー)、10年経ってしまいました。
10年前は、私は恐いもん知らずの完全バカ娘でした。
芝居観て、自転車乗って、すまっぴにきゃあきゃあ言って。極めてお気楽な日々を過ごしていましたが
父が難病にかかり、自分は自転車ですっ転んでスカーフェイスになり入院手術し、会社辞めたり、イギリス行ったり、人の妻になったり。
顔の傷、これがまた気にならないんですよね、そこらへんすっぴんで平気で出かける。慣れは恐い。人相が変わる恐れがあるかもって言われたのにな。ラッキーなやつです。
そんで10年前に神様の張り手が飛んで、人様より遅く訪れた世間と自我との闘いにもんどりうった記録が、これだったりします。
楽しかったなあ。いっぱい苦しかったり悲しかったりしたけど、楽しかった。これからも、そこそこ楽しいぞ。おんなじように、多分な。
もし10年前の自分に会えるなら、安心していいよ、大変なことはいっぱいあるけど、結果的に大丈夫だから。
そんでもって、あんたのそのパーマ変だから、ストレートにして、美容師変えなよ、とアドバイスしてあげるでしょう。
野麦峠の休みの日でなければ、こんなことも綴れない、ちいせえ人間になっちまったかな。
まあいいや、のんびりちんたら、明日の方向へ顔だけ向けて…明日も峠で働きます。てってけて。