2010年05月04日

前川麻子氏の「熟女考。」を読んで

GWまっただ中、初日に風邪ぶっこいたまま実家で、夏で2歳の甥っ子と2泊3日の蜜月デイズを過ごし、翌日寝込み、今朝ほわほわのまま洗濯などを終える。気の済むまで寝込み倒すとはいかないようで。食わないとな。

で、連休に入る前から気になっておったのが、作家前川麻子さんのブログ「仕事部屋」に載っていた文章で。ぐおおおお、とブルズアイを射抜かれてしまってびっくりしたやらほっとしたやらで。

40過ぎの女性の身の置き場のおはなし。

所在ないんすよねーほんと。私、若いころから人より自意識がちょいと出てる癖に人より出遅れている感がすごく強くて、苦しみましてんな。20代は職場に馴染めず(自分の持ってる力を過信して新卒で外資に飛び込んだバカ娘でした)、ああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返し、30手前で定職に付き巣立ちをしたらまた一波乱あって、あれよあれよと。

自意識が手懐けられませんのよ。そんな妙齢。しかも体力に自信なし、と。

この数年間、人生賭けてやろうやろうとしていたことが、もう出来ないのかもしれない、いやかなり難しい、というジレンマと闘って参りました。それも自意識との闘いだと思う。人生に遅すぎるということは決してない、と世間はよくゆうけど、タイムリミットがあるものだってあるのだ。残念ながら。
ほったらかして動きの悪くなった脳みそと、諦めてしまってあれもこれもと思わなくなった欲の類と、にこにこ笑顔と、どっちに向ければいいか判らない自意識を、上手にコントロールして生きていくのが、人生の目標かね。
このところ目下目上の女性をずっと眺めて(まあ親戚のおばちゃんたちなど)、女は必ずどっかにお花を咲かせて生きていく生き物なんだという思いが定着してしまった。花は悪くないけど上手に咲かせないとね。

前川麻子さんは生き様がかっちょよくて、好きです。
左下にリンクしているので、ご一読されると、眼からうろこ、かもしれません。俺がそうでした。4月16日の日記です。
posted by NEMUKO at 12:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NEGOTO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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