石井克人監督の世界観にやられたのは、「茶の味」でであって
昨晩遅くに、DVDで「山よ」んとこを観ていたら、深夜残業帰りの相方に「で、これのどこが?」的なことを言われて、ああ、この世界観はシェアするのって難しいのかなあなんて思っていて(一緒に観た「ナイスの森」で明らかにいきすぎだと思った)、
今回石井監督の映画を観るにあたって
再度、「茶の味・色と形のはなし」を見たくて、入手した。してしまった。グッとくるBOX(オジイのパラパラマンガつき)。
当時はレンタルで出てたのを借りて観た。すげええええ、と思った。
こちら、がっこに入学したての18の小僧のころに、舞台の小道具係として、走り回り手をペンキだらけにして作りまくり、必要ならばゴミ捨て場を漁った(実際そのゴミは役に立って舞台にのぼった)りした経験を持つ。
演出のリクエストには絶対服従で、NGならばすごすご、おっけーならば浮足立つ、そうゆう経験をした、小僧のころの思い出がよみがえる。
いま、実生活でも、選択を求められる期にいて
どこが、なにがよくて、どこが、なにがNGなのか
すっごく、人生のセンスを問われるところであって。
アートな人生は、とてつもなく奥深く、とてつもなく喜び多い。
一般人であるがそーゆーセンスをちょっとだけでも持ちたいと、日々思う今日この頃なのでありました。
「茶の味・色と形のはなし」は当時ツタヤにあったので、ご覧になられる方はぜひ。本編よりもすごいかもしんない。