2012年12月31日

今年もお世話になりました

ご挨拶もなく年を越す不義理をするところでした。
滑り込みで、よい年をお迎えになるようお祈りして、実家にて年越し蕎麦をいただきます。ではっ!


posted by NEMUKO at 23:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NEGOTO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月29日

Tomato n' Pine The First and the Last "POP SONG 4EVER 〜散開〜"

私がもし身長172cmあったなら、世界は変わって見えただろう…

トマパイの初の、そして最後のワンマンライブ。
超激戦で、常連でも取れなかった方が多かったというチケット、取ってしまいまして。
西麻布にあるクラブ、ELEVENにのこのこと行ってまいりました。
俗にいう、散開を機に寄ってきた「ニワカ」の1人であり、しかも中年女性おひとりさま。
う き ま し た。

入場待ちまで、超場違い感でどきどきしてしまいました。
そして気付く。今日はスタンディングで、周りは男性ファンしかいない。
私の身長は153cm(伸び損ねた)。
所謂「埋もれ」状態になって、ステージなんか観られないんじゃないか…

先に気付くべきでしたwwwそして見事に埋もれる。
WADAちゃんのお団子ヘアの先っぽしか観えないwww
運が良ければお顔がちょっと垣間見える。そんな状況で

キラキラと舞う小さな星々が観えた気がしました。
ダンスも観たかった(横にあるモニターすらちょっとしか観えなかった)、けど

入り口でサイリウムが渡されました。
ファン有志による企画とかで、「この先もう見ることがないかもしれないサイリウムの海を、ガールズに見せてあげましょう」という企画意図が書かれたメモが付いていました。
普段ドーム5万人規模のペンライトの海を見慣れてしまった、すれっからしちまったこの身に、きゅうと迫るものがあり。

夏にアルバムを購入して、ヘビロテに次ぐヘビロテを繰り返し
ガールズに突然こんなにも心を持っていかれたのは、私の中の「おっさん成分」がなせる業ではなく
「少女の中古成分」がそうさせたんだ、と思っています。
こんなに可愛い女の子の世界、かつて経験したかもしれないふんわりとした世界
彼女たちが、私が昔憧れていたガーリー感を観せてくれたんだろうなあ、と。

何分ライブは最初で最後でしたが、世の中便利になったもので、
YouTubeとかUSTREAMとかで、今までのライブ映像が観られたりする。
今月頭の恒例イベント"PS2U"のライブが、散開宣言後初で、最後になったんですが
急に洗練されて、ダンスも歌も惹き付けるものがあったように観えたんです。
今日の公演がその骨頂だったんじゃないかなあ。何分ニワカなので(だって観えなかったんだもん)。
アイドル戦国時代において「戦わないアイドル」が本当に戦わなくなってしまって
それはそれで、伝説のアイドルになったんでしょう。

本当に本当に、可愛くて、キラキラしていて
もうガールズとしての新たな面は観ることは出来ないけれど、ひとりひとり新たな道をゆく。
キャプテンは君だ!」とアンコール「旅立ちトランスファー」でお別れ。

HINAちゃん、YUIちゃん、WADAちゃん。そしてジェーン・スーさん。夢をありがとう。
そしてこの公演のDVD化を発表してくれて、心から本当に小躍りしたいくらい喜んでおります。

よかったらご一聴ください。PS4U
posted by NEMUKO at 22:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

任侠ヘルパー

ややや、これをまとめておかないと年が越せないとは思っていたんですが
まとまらないのです、正直なところ。

昨日仕事を納めてきたので、本日、新宿ピカデリーで3回目を観てきました。
明日からは早朝の一回上映になるそうなので、多分劇場で観賞するのは今日が最後になると判っているものの。
感想がまとまらないのですよ。

痛いんです。じりじりと。重いんです、ずっしりと。
そしてアニキの視線に突き刺されて、また痛いんです。
この話はファンタジーであってはならないと思うんですが、リアル過ぎるというのもあります。
眼をそらすことの出来ない介護の現場は事実を突き付け、
実際には見ることのない(と思われる)裏社会では、シノギの取引はあんな形でされていると思われるし、
葉子さんちのぼろいバンも、荒れた生活感の部屋も、小道具ひとつとっても、差し出されるタバコ、転がるチューハイの缶、炊き出しで食されるカップ麺。全部実在する本物。
リアルの映像には、リアルな任侠者がいないと成り立たないのであって、それが見事に実現した。
とても完成度の高い映画が出来た。ばんざーい。それだけなんですけど。
何が困るかと言うと、「ガワがクサナギなだけ」の、翼彦一がスクリーンに現存するのであって、それはテレビシリーズからずっとクサナギの中に生きていて、
いま2012年年末現在、彦一の憑依がとれた「可愛いつよぽん」状態のクサナギさんが普通にテレビでSMAPをやっているので、こちら側の切り替えが出来ないのです。テメエ殺すぞババア!とか絶対笑っちゃって言えないような。

文句を言わせてもらうと、舞台とぶつけないで欲しかった。
舞台(素晴らしかったのですよ)の柳原は、ちょくちょく素をのぞかせるので可愛くなっちゃってもまあ許せたんだけど。
重くて深くてずっしりどーん、みたいなのを、舞台と映画、続けて観ることは私には正直無理でした。
しかも両方ともずっしりどーん、と香川照之さんが共演されているし。
ばらして頂ければ、ひとつずつ吟味して、納めることが出来たはずだよなあ。
前にも舞台とドラマ重なった時あったけどさ、ファンの体力も考えてくれよ、というね。
基礎体力ないもんでついに本音が出てしまいましたあ(笑)。ライブもあったし。
元から「クサナギ成分の過剰摂取は体に悪い」論者なので、許して下さい。

ほんもんの極道、なあ。なれちゃったもんなあ。
ラストシーンの小さな笑み〜デリコのエンドロールの流れに鳥肌立ったんだよなあ。
でもこれ感想になってないよなあ。
でも書いとかないと、気持ちの整理もつかないよなあ。

感想が書けない、という意味で、トラウマ映画になりました(え)。
という、戯言でお茶を濁してしまって申し訳ありません(すごすご)。
posted by NEMUKO at 18:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クサナギツヨシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月21日

榊原大&セレブ弦楽四重奏団 クリスマスコンサート2012

キリスト品川教会グローリアーチャペルにて。

まあなんだけど私、隣のホテルで披露宴を挙げましたのな。
品川に母校があるので、そこの小チャペルで式を挙げましたのな。
なので、品川教会にお世話にはなりませんでしたのだな。キャパでかいし。

大ちゃんにフォーリンラブして、明けてその年初のライブがこんな感じでして
その時にバンマスによって命名された「セレブ弦楽四重奏団」が、今年4年ぶりに集まってくれました。

いやあ
品が上、と書いて上品。
質が上、と書いて上質。
雅が優れる、と書いて優雅。などなど。

榊原大さん、御年45、不惑も半ば。
20代の頃はエリートのやんちゃ、な感じの音楽を繰り出しておられましたが(ラップとかやっちゃって)
震災を境に「アッパーな曲が書けなくなった」との告白の後、その音楽は一層深み重みを増した、大人の演奏になられました。

つうかさあ、そのおぐし!
ふっさふさで、ばりばりブローされたてのチャッパ(え、使わないこの言葉?そうなの?)に
白Tノーカラーのジャケットに黒皮パンという。どこぞのTK氏とそう変わらない出で立ち。
変わらない細身。「ちょっと太らないと、俺ガリガリのジジイになるよ」って。なって下さいよ、ぜひ!

セレ弦の方々の演奏も一層こもったものになって。うまーい!じょーずー!ここちいーい!
ヴァイオリン真部裕さんと藤堂昌彦さんは、いきものがかりのバックで全国回っておられたそうだし
真部さんは、泣く子も黙りこくって何も言えない今年のクサナギツヨシの「唐獅子ぼーたーんー♪」の弦担当であられたし、
ヴィオラ室谷光一郎さん(大先生の肩書が取れた)も、チェロ田井智紀さんも、独特な演奏スタイルで疾走する、素晴らしいカルテットでした。
とくに、一緒に行った友人エリザベス(仮名)は、坊主頭のチェリスト田井さんに興味を丸ごと持っていかれたみたいで。
田井さんは「23区内なら自転車でチェロを担いでどこへも移動する」ことで名を馳せてましたが、2台続けてトンチャリの目にあってしまったそうで…ひでえや、しかもママチャリ…スタジオへの移動手段という、ミュージシャンの生命線を左右すんなって話で。

クリスマスコンサートなので、チャペルで、ツリーで、ピアノがセンター(いつもは上手)で、大ちゃんが「俺が自腹で検索して用意した」白い譜面台で、照明とかビジュアルも綺麗でした。
クリスマスソングメドレーで「恋人たちのクリスマス」のイントロ(ちゃちゃちゃちゃちゃちゃ…以前にもやったので割愛)も生演奏で聴けてすごい満足。

大ちゃんの品川チャペルの冬コンサートというとアンコールの出し物で有名ですが。
私の覚えている限り、ハンドベル、リコーダー。に次いで
今回用意されたのは「ハープ」でした。

ハープを弾く女性にはひとつのイメージがー♪(三谷幸喜「オケピ!」より)

いつぞやクサナギさんが背負った天使の羽と、天使の輪っかを頭につけた妙齢のアイドルでも何でもないミュージシャンが、恐る恐るな感じで自分の守備範囲外のハープの合奏。
芸大出、主席だろうが除籍だろうが、このアマチュア感がたまんないんです。

楽しかったー。
最近終演後の舞台写真撮らせてくれなくなってつまんなーい。

エリザベスと、近所の駅だと遅くなるから、と品川でイタリアンバルでちょっとつまむつもりが
話が盛り上がり、ひいては腰が重くなり。
気付いたら最寄駅からの終バスに間に合わずタクるはめに…ここにきて、4時間プラス規制退場のすまっぴライブを越してしまうことになるとわ。
ベスはいい奥さんなので、朝5時半に起きてお弁当を作るそうです。今日辛かったでしょう。ごめんねえ!!!!!

挟み込みチラシの情報から、来年3月のチェロ柏木広樹、ピアノ榊原大、ヴァイオリンNAOTO各氏のチャリティーコンサートの開催を知り、あんまりいい席ではないけれど今日押えました。まあ美味しいモノを目の前にぶら下げて来年も頑張ろうと。
その頃次の職はまったくあてがないし、何を考えているのかは判らないけどねえ…

コンサートの幕開けは、弦オンリーでNHK朝ドラ「ファイト」のサウンドトラックから「疾走」続いて「ファイト・メインテーマ」でした。
大ちゃんなりの執行猶予明け酒井法子頑張れ記念だったそうです(笑)。
そらそーだわなー、自分の仕事汚されたんだもんなー、仕事当時、大学同期の葉加瀬氏に「いーなーのりぴーと会ったの会ったの?」言われたそうでしたしなー。

音楽も演劇も、今年はライブ的にはとってもとっても恵まれた年でした。
大ちゃんで締め、と思っていたところで、まさかのガールズユニット(しつこげ)トマトゥンパインの散開宣言。
チケットとれちゃったので(激戦のところごめんなさいニワカでしかもおばちゃんで)29日散開ワンマンライブに西麻布に詣でます。
WADAちゃんが可愛いんだもん。娘でもおかしくない年齢なんですけど…
posted by NEMUKO at 14:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 榊原大 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月05日

中村勘三郎さんのご冥福をお祈りいたします

今朝6時台に、訃報を聞きました。
病魔に打ち勝ち、お元気に舞台に戻って下さることを楽しみにしていましたのに。

2003年にシアターコクーン「ニンゲン御破算」、2006年に中村勘三郎襲名披露公演を拝見しました。
僭越ながら、感想を残させて頂きます。内容は中途半端でお恥ずかしいですが。

多くを観ることは叶いませんでしたが、幸せな経験をさせて頂きました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
posted by NEMUKO at 22:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ステージ、シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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